【2008年11月22日 AFP】
魅力のない女性に鉱山の町への移住を呼び掛けたオーストラリアの町長が、
その年の最も性差別的な発言に贈られるアーニー賞(Ernie Awards)の「栄冠」に輝いた。
20日にニューサウスウェールズ(New South Wales)州議会で開かれた
女性限定の同賞の授賞式で、クイーンズランド(Queensland)州北西部
マウントアイザ(Mount Isa)のジョン・モロニー(John Moloney)町長は
最も多くのブーイングとやじを受け、最高賞を受賞した。
モロニー町長は地元紙に対し、男性比が多いこの町は
「醜いアヒルの子たちが美しい白鳥へと成長する」
ための場所だと語った。
町長は、マウントアイザでは、魅力的でなくても人生を満喫しているように
見える女性たちをしばしば目にするとし、
「美しさに恵まれていない」女性はこの町に集まるよう呼び掛けた。
もちろん、マウントアイザに住む女性らの抗議を受けた町長は
「女性たちは自分たちの外見をわたしのせいにしている」と発言。
懲りない町長は21日、オーストラリア放送協会(Australian Broadcasting Corporation、ABC)
の番組で、自分の発言のお陰で世界中の女性の間でマウントアイザへの興味が急増していると語った。
いや、日本の女性はマウントアイザを知りませんから、、残念。
マウントアイザは鉱山の町です。
大きな工場のような、プラントのような建物がすこし、
あとは、巨大なトラックやらユンボやらがあるんでしょうが、
それらは、露天掘りされている鉱山にあるので
実際にみることはありません。
確かにそういう町だと、男性のほうが女性より圧倒的に多いのかもしれません。
とんでもない政治家がでてくる理由として、オーストラリアでは選挙権ではなくて、
選挙義務があるからかもしれません。
日本だと感心のない人は、投票には行かずに、旅行に行っちゃいますが、
オーストラリアではそうはいきません。
選挙は義務なので、投票しないと罰金になるというのです。
だから異常なほどに投票率も高いとか・・・。
つまり、まったく政治に関心のないアホな連中が、名前だけのタレント議員みたい
な候補者や、派手なパフォーマンスや、差別的とも言えるぶっ飛んだ演説を
する候補者に投票して、そのまま当選してしまったりするわけです。
まあ、それだけでは、本当に変なやつが政治家になってしまうので
実際の選挙でのやり方や得票については、細かいルールはあるようです。
海外旅行中のオーストラリア人が、その国の大使館で不在者投票をする
という話を聞いて、初めてオーストラリアに行ったとき私は驚きました。
当時(1993年)日本人は海外での投票はできませんでしたから。
無料でお得な情報が届きます。無料サンプルをGET!
J-KINGの独り言
最近のコメント