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2012年4月

2012.04.30

モントレイル MOUNTAIN MASOCHISTでダートラン

まるまる2週間も走っていないというのは、
もう1年以上ない。

右膝の痛みも普段はほとんど感じなくなり、
歩行スピードも7〜8割まで回復してきた。

動かせるようになったら、その範囲内で少し負荷を
与える方が回復がはやくなる、という治療がアメリカでは
あるという。

というわけで、リハビリランに行く事にした。

ぜんぜんダートを走っていない
モントレイル MOUNTAIN MASOCHIST マウンテンマゾヒストを履いていく。

できるだけ刺激を与えないように、ゆっくりと脚を運ぶ。
ほとんど摺り足、走るというより早歩きだな。

多摩川まできた。

中原街道から、東京側の河原に降りて、ダートを走る。

野球、テニス、サッカーのグランドと川の間が遊歩道に
なっていて、ここが多摩川ダート。
プチトレイルランニングができる。

河原のダートなので、上り下りはなくフラットだが、
土や草地、窪地を走る練習にはなる。

なにしろダートを走るのは、小学生以来なので、足下を先回り
しながら視界に入れ、着地点を考えながら走るというのは
非常に難しい。

しかも今はまだ脚が完全に治っていないので、
右に左に、瞬時に足を運ぶというわけにはいかない。

下りでのつま先へのダメージを考えて、アディゼロよりも
一回り大きなサイズにしたトレランシューズとの感触。

若干大き過ぎたかな?

とも思うけど、登山での下りを思い出すと、やはり
このくらいの余裕があったほうがいいのかな?

岩場の上り下りなんて、この辺りでは練習する場所はないので
ぶっつけ本番だな。

膝にはニューハレのVテープとXテープで、膝周りを
がっちりとガードする。


健脚の人には、邪魔になるくらいのテーピングだけど
今の私には、足りないくらいだ。


町中のウォーキングでは、重さを感じなかった
モントレイル MOUNTAIN MASOCHIST マウンテンマゾヒストだが、
走っていると、やはり重さが気になる。

普段、アディゼロmana6で走る事が多いので、しょうがない。

ダートでの路面からの衝撃吸収のための、厚いソールは
重くて当然。
その分、しっかりと地面をとらえてくれるので、アディゼロでの
ダート走行での、ふわふわした感じや、スリップはまったくない。

ダートでの走りは慎重にすんごくゆっくり。
おそらく競歩の選手のウォームアップよりも遅いくらいだったろう。

それでも、2週間ぶりに走れたことで、心身ともにリフレッシュ
できたようだ。

温かい5月の風と、周りでスポーツを楽しむ人達。
川では釣りをしている人も多く見られた。

10kmのジョギング&ウォーキングでのリハビリ終了。
また少し休んで、今度は少しだけペースを上げて
走ってみよう。

次のレースは、5月19日の味スタ、ハーフマラソン。
TOKYO MX * マニュライフ生命 わくわくチャリティラン 2012 | 駅伝&ハーフマラソン in 味スタ
http://www.mxtv.co.jp/wakuwaku12/


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2012.04.23

Montrail モントレイル MOUNTAIN MASOCHIST GTX2

フルマラソンは、4時間で完走できる力がついてきた。
ハーフマラソンも、1時間45分ではいけるかな?

そしていよいよトレイルランニングを始めようと思っている。

実はもう6月の西丹沢にはエントリーしているのだが、
膝を壊して、まったく練習できないどころか、歩くのも不自由している。

SUZUKI X-ADVENTUREシリーズ SALOMON 第1戦西丹沢アドベンチャートレイルin山北


せっかくネットで注文したトレラン用シューズも箱から出さずに棚の上に放置。
ようやくちょっとした散歩に使うために履いてみた。


登山靴のようながっちりしたソールと、ランニングシューズの
ような軽いメッシュの本体。
今までに履いた事がないタイプのシューズだ。

普段歩く分には、ほとんど重さを感じないくらいなので、当然だが
走る事も出来る。
(今現在、私は走れないので、本当に軽くだけ走ってみた)

これまでの、登山靴に対するイメージを完全に払拭する
軽快さと頑丈さ!

こんな便利なシューズがあったなんて!
もっとはやくトレイルランニングを知るべきだったと思った。

このまま富士山くらいの登山道がしっかり整備された日本の
山ならば、もう真冬じゃ無い限り、どんな場所でも登れそうな気がする。

実際に富士登山競争なんて、とんでもないレースにも
このモントレイルのような、トレランシューズで皆走っているのだ。


このMontrail モントレイル MOUNTAIN MASOCHISTは、
アメリカ東部バージニア州のトレイルレース “Mountain Masochist Trail Race 50
から名づけられたモデル。
1986年より開催され非常に過酷なコース設定で名高いこのレースを、
楽しみ、苦しみ、走破する為に設計されたのがこのシューズなのだ。

http://www.eco-xsports.com/events/mmtr/

総距離50マイルを制限時間12時間。
場所:Lynchburg, Virginia
エントリーフィー:早割$100。遅いと$120。

50マイルって、80km以上あるじゃん。
その距離を12時間って、とんでもない設定。

このレースでの使用を考えて作られただけに、ハードでしかも
軽くて丈夫、それが、Montrail モントレイル MOUNTAIN MASOCHISTだ。


Montrail モントレイル MOUNTAIN MASOCHISTgtx2_1


Montrail モントレイル MOUNTAIN MASOCHIST_gtx2_2


ソールの前足部に大きめのアングルドプレートがあり、
ぬかるみや砂利道でも深くしっかりグリップしてくれそう。

ミッドソールは“トレイルシールド”により軽量性+クッション性が飛躍的に向上。
アーチ部はデュアルデンシティーEVAによりプロネーションコントロールを実現。


私が買ったGTX2は、通気性の高いハイドロフォービックメッシュと、
高透湿のゴアテックスブーティコンストラクションを装備。


Montrail モントレイル MOUNTAIN MASOCHIST


最新のMOUNTAIN MASOCHISTⅡが出ているので、その前の
タイプが安売りしている可能性が高い。
サイズさえ合えば、前モデルでもほとんどその違いはないように思う。

まだ公園の土の路面しか走っていないけど、早くも気分だけは
一流のトレイルランナーだ。

Montrail モントレイル MOUNTAIN MASOCHIST


OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア


レビューポータル「MONO-PORTAL」

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2012.04.21

マラソン用マスクを自作

大都市の大きなマラソン大会では、必ずコスプレランナーを見るようになった。

コスプレしているからといって、決して遅い分けではなく
中には楽に3時間を切るサブ3ランナーが、楽しみながらで
マラソンしていたりするので、ついていけなかったりする。


というわけで、私もコスプレ、ではなくてプロレス、いや
ルチャリブレのマスクを被って走ろうと考えた。

でも、以外とマスクって高いのね。
本物のマスクや、本人のサイン入りなんて、うん万円もするんだから驚き!


どうせなら自分だけのオリジナルを被りたい、そう思いまずは
ネットで情報収集。

そこで見つけたのが、覆面.comのマスク作れマスクだ。

http://cart02.lolipop.jp/LA05101264/?mode=SEARCH&c_id=0&keyword=%BA%EE%A4%EC%A5%DE%A5%B9%A5%AF

これは、つるつるの何のデザインもないマスクと、合皮と
口や目の周りのデザインが入ったセットで、口と鼻しか
穴も開いていない、という自作キットなのだ。

耳とモヤモヤのついたタイガーマスクタイプもあるけど、
それより安い、黒いオープンマウスタイプを購入。

お店は中野ブロードウェイの2階にあり、派手なルチャドールの
(きっと素顔がかわいい)店員さんがいた。

■覆面屋工房(SHOP/工房) 新宿店  
〒169-0074 東京都新宿区北新宿四丁目20-14金原ビル102
  TEL/FAX 03-5389-7517

■覆面屋工房(SHOP)中野店  
〒164-0001 東京都中野区中野5丁目52-15中野ブロードウェイ2階255-2
http://fukumenn.com/shop_info/shop_info.html

手に取ってみると、そのデザインの細かさに感心するが
自分は自作するので、こんなにうまくはできないだろうな。


まずは、すっぽりと被ってみる。

真っ暗で何も見えない。当然か。
指で押さえて、そっと脱いで? 目の位置に小さな穴をあける。
そしてまた被る。

おおっ、見えた見えた。
なんか真っ黒いのっぺらぼうって不気味だな。


デザインは、適当な紙にフリーハンドで書いたものを切り抜き
マスクに貼り付けて、バランスを確認する。

左右、同じデザインでいくので、型紙は1枚作ればオチケー。


Mask_katahari_mae


Mask_kamihari_yoko

型紙をセロテープで貼り付けただけでも、結構、かっちょいいぞ!

型紙を裏返した合皮の上に置いて、輪郭をペンでなぞる。
その線をデザインカッターでなぞって、合皮をデザイン通りに切り抜く。


Mask_kawa_kirinuki

Mask_gouhi_kata4


接着剤は2種類を使用した。
セメダイン スーパーX2
コニシボンド G17


金色と赤の2色になる目の周りは、2枚の合皮をつっくけなければいけない。
この2枚をくっつけるのは、セメダインスーパーX2が良かった。

合皮とマスク(ウレタンみたいな素材)は、黄色いボンドG17で接着する。

目の周りをサハミでくり抜く。
鋏はタミヤのプラモデル用の先っちょが曲がったサハミを使った。


この状態でも一応完成。

さらなる仕上がりを求めて禁断のミシン作業に移る。
当然、ミシンは使った事が無い。
妻の指導を受け、何度も糸がどっかいったり、ガガガッと止まったり
しながらも、なんとか曲線を縫い合わせた。


合皮をミシンで縫うときには、三和化成 エアーシリコーン ST-700
を軽く塗布してからにしましょう。

これがないと、全然滑らずにミシンで縫うことができません。
無理矢理、引っ張りながらすすめると、破れたりちぎれたり
最悪ミシンを壊してしまいます。

Mask_mishin_

しっかりと合皮が張り付いたマスクは、もうルチャリブレに出ても
良いくらいの完成度だ。

さらに100円ショップで買ってきた赤い紐を、後頭部の紐にからめて
ザ・グレートサスケのような飾り付け完了。

一見、サスケのようだけど、完全オリジナルのマスクが完成。

額に「J」のマーク。

これが、これから私の勝負顏?になる。

そしてマスクマンJ-KINGのデビューレースがこれ、

第16回 東日本国際親善マラソン
http://www.jking.jp/outback/504/index.html


レースの後は、シャワーを浴びて、そのまま手洗いで
タイツと一緒に物干です。

Mask_hosi

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2012.04.20

整形外科に行ってきた

東日本国際親善マラソンで、治りかけていた右膝を
ぶっ壊してしまい、ひどい状態になってしまった。

翌日の月曜日は、ふとんから起き上がるのもやっとで、
ぐらついて、全然踏ん張れない。

右足だけでは、まったく体が支えられないのだ。

ニューハレのVテープとXテープを貼る。

さかいやのトレランセミナーでテーピングを習っていて
良かったわ。


テーピングで、靭帯が固定されたので、なんとか歩けるようになった。

しっかし、しんどいわー。


いつもの駅までの道が倍以上に遠く感じた。
実際に1.5倍くらいは時間がかかったと思う。

早めに出たけどいつもの電車にギリセーフ。


よくもまあ、最後の6kmを走れたもんだと、自分でも感心する。

これまでと違うのは、2日経ってもまったく良くならない事。

ずっと、歩きスピードが半分くらい。
階段の下りはとくにしんどい。
右膝にギシギシと痛みが走る。
だから全然走れない。
歩くのがやっと。トホホ、、。


というわけで、35日以上残っている有給休暇を、半日使い
午後から整形外科へ行く事に。

午後は、15時からなのでその5分後くらいに行くと
すでに8人くらい患者さんがいて、忙しそう。

私以外は全員おばちゃんで、脚取りも軽く、とっても元気そうで
なによりだ。

診察よりも、保険の範囲内で行います、という中途半端な
マッサージを受けに来ているおばちゃんたちなのだ。

**さん、来てる?

なんて言っているよ。
ここは社交場か?

あんな適当なマッサージで毎日のように整形外科に
通われちゃー、かなわんな。

だって保険料は全国民が負担しているんだかね。

1回が300円だったとしても、その数倍が整形外科の売り上げになっている。
それが600円だとして、全国で1万人が中途半端なマッサージを受けると
600万円!
1年で100回通うとすると、な、なんと6億円!!

まったく日本の保険制度って、健康な人が損をしているぜ。
お金がなくて、本当に治療が必要な人が、このどうでもいいマッサージ
をなくせば、病院へ行けるんだろうにね。


んで、50分くらいも待たされて、(その間、マッサージを受けるおばちゃんは
10人以上いた。良い儲けだな)やっと診療室へ呼ばれる。

簡単な問診を受けた後、レントゲンを撮る。
膝を真上からと、内側からの2枚。

レントゲンが出来上がってから、もう一度問診。

幸い骨折はない。
レントゲンでは、靭帯や、椎間板の損傷は見えないが、上下の膝関節の
間隔は確実に狭くなっているようだ。
これは加齢によるものもあり、どうしようもない。

まずは痛みをとりましょう。
痛み止めの薬を出しておきます。
治りかかっていたところで、ハーフマラソンに出てまた悪化してしまいました。
2週間この状態ですから、今後2週間でよくなるかもしれないし、
1ヶ月かかるかもしれません。
テーピングやマラソンの経験もあるから、わかるでしょうが、自分で
調子悪いと思ったら無理はしない事です。
当分は無理は(走るのはダメと)しないということです。


無理な坂道トレーニングのやり過ぎで、大きな負荷がかかり
ハムストリングスの起点となる膝の内側が、炎症を起こしている。
右足に重心がかかっても、筋肉の起点が耐えられなくて悲鳴をあげているのだ。
これじゃ、歩くのもつらいわな。


さて、次に別の部屋へ移動し、ベッドに横になって、10分間の電気治療。
ゴムの吸盤を4個、膝周りに吸着させ低周波を流しているらしい。
この機械、まったく利き目が感じられない。
こんなんでお金取るのか?

そしてまたしばらく待たされて、違う人から,マッサージを受ける。
膝周りの筋肉をじっくりとほぐしてもらい。
ストレッチをやってもらった。

うん、これは、いい。
これが一番効いた、というかこれだけでいいわ。

帰りの歩行は少し楽になったぞ。

痛み止めの薬?

薬局で痛み止めが出ますからと、処方箋をもらったが
我慢できない痛みでも、なんともないのでそれは無視。
薬局でまたお金を支払う余裕はないよ。

この日、整形外科で怪我や松葉杖で歩行困難だったのは、
私を入れて男性が3名だけ。
あとは、元気に受付に歩いていく、おばちゃんばかりだった。

自宅で、じっくりストレッチ再開なのだ。

次のレースは、
5月19日 マニュライフ生命わくわくチャリティラン2012 駅伝&ハーフマラソンin 味スタ
http://www.mxtv.co.jp/wakuwaku12/


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2012.04.19

第16回 東日本国際親善マラソン 激痛、激走編

長いトイレ待ちの行列で、やっとおしっこ完了。
少しだけ余裕があるけど、その間に人気が無い場所へ行き
マスクを被る。

スタートラインがどこかもわからないくらい後方に待機。
トイレで時間がだいぶかかったため、もう前方からの
スタートは無理だ。

5分ほどして、12時ちょうどに、スタート。
タイムラグは7〜8分くらいで、私もゆっくりとスタートした。


昨日、ミシンをかけてギリギリ本番レースに間に合った
ルチャリブレのマスク。

なんとなく、ザ・グレートサスケに似ているけど、
まったくのオリジナルなのだ。

マスクを被って走るのは、実はこの日が生まれて初めてだ。

視界がやや狭いが、走るには問題無し。
足下が見えにくいので、顏ごと下を向けることに
なるけど、まあずっと足下見ながら走る事はないので
OKかな。

走っていて、周囲からは、暑くないのか?

って声が聞こえたけど、思った程、暑くない。
帽子を被って走るのとさほど変わらない。

このマスクは、大きな人でも無理なく被れるようなサイズで
できているので、小柄な私には、けっこう空間ができている。

特に頭頂部は、空間がおおく、帽子よりも涼しいくらいだ。

昨日は冷たい雨の東京だったが、今日の相模原はとても暑い。
ランナーは皆、Tシャツ1枚だ。
タイツ無しで短パンで走りたい気分だが、膝が悪いので
ニューハレのVテープとXテープで補強し、さらにCWXを履く。

まだ完全に回復したわけではないが、走り出しは順調だ。
ただし、コースがとても狭いため、追い越しがしんどい。

1km 5:10.2
2km 5:08.4
3km 5:14.0
4km 5:15.9
5km 5:13.5
6km 5:11.0
7km 5:09.1
8km 4:59.7
9km 4:58.0
10km  5:05.1


記録更新とはいえないまでも、悪いペースではない。
このまま5分ペースを維持していけば、膝が悪い状態
としては充分に良いタイムになるだろう。


マスクをしているので、スタート地点までの周回を終えて戻って来ると
応援してくれる人達がいて、元気がでる。
ここでは痛みも忘れて、ペースが速くなる。
なんだか調子いいぞ!


15km 5:18.4
16km 5:21.6
17km 5:58.3
18km 6:20.2
19km 6:17.2
20km 6:33.7
21km 6:27.7


あ痛、たたた痛っ!!
テーピングとタイツで誤摩化しているのも、ついに終焉。
痛みは突然襲って来た。

15kmを過ぎた所から、悲しいかな、右足を引きづりながら
走るのが精一杯。

知らず知らずに、自分でも
「あ、痛っ!痛っ!」
と声が出てしまうほどだ。

これまで、フルマラソンでどんなに辛くなっても、止まったり
歩いたりは、しなかった。

絶対に、ゆっくりでもいいから走ってゴールしたい。
それが完走だ。

給水ポイントは、多くていいのだが、水しかない。
スポーツドリンクなし、バナナやオレンジなどの食べモノも無し。

脚が悪い私は、スピードを殺してしまうと、再加速が難しいので
給水はときどき飛ばしていた。

ハーフマラソンくらいなら、10kmで1回水をとるだけでも充分走れる。
練習でもそのくらいはできるので、不安はなかった。

基地の中のコースはフラットでスピードが出やすいが、
コース幅は狭くて、特に最初の5kmは追い越しがたいへんだった。

一部、舗装のトラックみたいな箇所があって、そこのコーナーが
昔の富士スピードウェイばりにバンクがついているのだ。

ここは、非常に走りにくかった。
脚にも厳しい。
特に足首が弱い人には、つらいポイントだったろうな。


残り3kmくらいで、声をかけて追い越していくランナーがいた。
スーパーストロングマシンだった。

同じマスクマン同士。
初めて会ったのに、仲間意識があるなんて不思議だな。

私は武藤なみに、膝が悪くなっているから、どんどん先に行って
良いタイムを出してくれ。
私の分まで頑張れ!マシン風車固め!

えっと、オレンジのストロングマシンって、何号だったっけ?


もう本当に限界だ。
はじめは順調だったのに、完全に脚をひきづっている。
ボロボロになって、ダウンしてしまうプロレスラーだよ、これじゃ。

でもあきらめんぞ。
絶対完走なのだ。


そしてまた後方から声をかけられた。
マシンのマスクを手にもって走っている。

なんと、追い越していったマシンだった。
途中脚が釣ってしまったので、とまっていたとのこと。

スーパーストロングマシンのマスクはとっても苦しいらしい。
観客が多い場所以外では、脱いで走っていたという。

マラソンには向いていないマスクの典型が、スーパーストロングマシンの
ような、穴が開いていないタイプだ。

メッシュで目や口が隠れていて、格好良いけど、呼吸がスムーズに
できないのは、大きなデメリットだ。

マラソン用にマスクを被るなら、タイガーマスク、ザ・グレートサスケ、
ケンドーカシン、などのオープンマウスタイプにしよう。

かなりペースは落ちていたので、心拍数はゆっくりに戻っていて
左膝以外は実は楽々だった。

マスクマン同士で話しながら走ったので、最後は痛みも忘れて
走る事が出来た。

そしてついにゴールラインが見えた。

スーパーストロングマシンと手を組んで、万歳してフィニッシュ!

痛かったけど、気持ち良いラストだった。

ありがとう、スーパーストロングマシン。
またどこかのマラソン大会で会おう!


ハーフマラソンの自己ワースト記録となった。

20120415_chikin


着替えた後に、ローストチキンを買おうと思ったけど、
またも大行列!
ここでまた30分以上待つなんて、やだやだ。
立ってるだけも辛いのだ。

治りかかっていた膝を完全にぶっ壊してしまった。
トボトボと脚を引きづりながら、駅へと向かう。

こりゃー、しばらく走れんな。

20120415_mask_syuuryo



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2012.04.16

第16回 東日本国際親善マラソン 出発編

神奈川県相模原にも米軍基地がある。
といっても、そこは航空機やヘリがあるイメージの基地ではなくて
補給倉庫というか弾薬倉庫というか、まあその辺は詳しく
教えてくれないらしい。

というわけで、そのSagami General Depot で開催される
第16回 東日本国際親善マラソンに参加してきた。

相模原駅は、うちから結構遠い、というか乗り換えが多くて
行くのが面倒だ。

レースは、5km、10km、ハーフマラソン、親子ペアと
盛り沢山で、参加者は1万人を越える。

ハーフマラソンのスタートは、12:00なので、いつものマラソン大会の
朝よりもずっとのんびりできていい。

だけど、朝早起きして、忙しく準備して、午前中で、ドーン !!
スタート!!って方が、自分は気分がのっている状態で
突っ走れるので、タイムも出せる。

12時ってなんかのんびりだな〜。


基地内のレースは、フロストバイトに次いで2回目だ。
アメリカンな雰囲気は、国内のそれと違って、テンションが上がって
走りも好調になる。
フロストバイトでは、ハーフマラソンの自己記録が出ているので
自分は米軍基地のマラソン大会とは相性がいいと思っている。

第31回 フロストバイトロードレース Frostbiteの記事


相模原駅改札出口には、マラソン大会のプラカードを持った人が
立っていて、案内をしている。

駅から徒歩5分くらいで、ゲートに着く。

前もって郵送されて来たゲートパスを見せて、ゲートに並ぶ。
ザックの中身を開けてみせる。

身長2mくらいのでっかい白人MPの荷物チェック。
この日デビューするマスクマン「J-KING」のマスクが気になったらしく

これは何か?

と聞いてきた。

走るときは、マスクをつけています。
両手でマスクを被る仕草をしてみせる。

ほほーっと感心してうなづいている。

あとは、アシックスの小さなウェストバッグとそのベルトにつけた
携帯電話用の小型バックが、理解出来ない様子で、
これは、何?

とまた聞いて来る。、

中にグローブが入っていたので、それを取り出してみせると
納得した様子。
以外と変な所をチェックするんだな。
デジカメとか携帯、エネループ充電池などは、見る事もなかった。

横田基地よりは細かいチェックを終えて、会場入り。
ここからが結構歩いたな。

自分のナンバーカード、計測チップと郵送されて来た用紙、封筒とを
交換する。

すごい勢いでランナーが走り出した。
ちょうど5kmレースのスタートだった。

広い芝生の広場に、おのおのビニールシートを広げて、着替えたり
食事をしたり、親子や家族も多く、大運動会という様相を呈している。

昨日の雨と変わり、本日は素晴らしい晴天である。
昼に近づくにつれ、徐々に気温は上がっていく。
なんだか不安になるほど、暑くなって来た。

着替えスペースは、運動会テントが男女1張りあるだけ。
これで足りるのか?

まあ、男子は外の芝生の上で着替えている人もたくさんいるので
特に困る程ではないようだけど、雨だったらどうしようもないね、こりゃー。

荷物を預けは、シールの貼られた大きいビニール袋を200円で
購入するシステム。

荷物預けでお金を取られたのは、この大会が初めてだ。
家族や仲間と来ている人は、集った場所に荷物をまとめて
誰かが見張っておけばいいだけど、友だちも仲間もいない
私のような一匹狼は、200円払うしか無いのだ。

11:30
まだ余裕かと思ったら、トイレには、すんごい行列ができている。
20分後に無事トイレ完了。

あまり人がいないところへ行き、さっとマスクをかぶる。

そして、もうすでにたくさんランナーが並んでいる場所へ行く。
おそらくかなり後ろの方だ。

右膝はまだ痛くて、走るのは厳しい状態だ。

ニューハレのVテープとXテープ2枚という3枚で膝周りをテープング。
(この写真はツイッターであげてます)

暑いけど、さらにCWXレボリューションを履いて、しっかり固定。
これでなんとか走れる感じになっている。
痛いけど、なんとかいけるだろう。

マスクは、思った程暑くない。
夏に帽子を被って走るのと、さほど変わらない。
視界が狭いので、足下を見るために、顏を下に向けないと
いけないのは、ちと不利かなというくらいだ。

12時ちょうどに、スタートの号砲が鳴った。

周りの人達と大きく拍手。

さあ、いよいよマスクマン J-KINGのデビュー戦
東日本国際親善ハーフマラソンが始まった。

次回、激痛、激走編へ続くかもね

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20120415_第16回 東日本国際親善マラソン

青山学院大学吹奏楽部の皆さん


20120415_第16回 東日本国際親善マラソン10km

10kmのスタート


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2012.04.08

トレラン用バック the north face martin wing

トレイルランニングは、マラソンと違い山の中がコースになっているため
補給出来る場所が少ない。

タイム計測を行う関門のみでしか、ドリンクや食料を補給できない
レースも少なくないのだ。

ということで、ほとんどのレースでは、ランナーは必要最低限な
装備を背負って走る事になる。


長距離のレースでは、水、食料の他、熊除け鈴、LEDライトと
その予備電池などの携行が義務付けられている。


山登り用のそれと違い、容量は少なくても良いが、体へのフィット感は
とても重要になる。
さらに飲料水は、走りながらでも飲めるようにハイドレーションシステムを
使うのが一般的になっている。


ショップでいくつか実物をみて、予想以上に小さいのに
驚いたが、雑誌やネットで大会の様子をみると
ランナーは、それらを背負って走っている。


GREGORY グレゴリー ルーファス8


日本国内のトップクラスのランナーたちが、これが鉄板というバックが
グレゴリーのルーファス8だ。

グレゴリーアンバサダー石川弘樹氏のアイディアに基づき
企画共同開発されたトレイルランニング専用モデル。
小さくて、ウェスト部分のバックに小物が収納出来る。
容量は、8リットル。
重さは、500g。

これだけでハセツネくらいは行ける?
というのは、速いエリートランナーだけだろう。
8リッターでは、ハイドレーション以外はそれほど荷物は
詰め込めない。

迷った末に購入に踏み切ったのが、この
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) ハイドレーションパック martin wingだ。


容量は、10リッットル。
重さは、440g。

ルーファス8よりも容量が大きくて、軽い。
機能的には、ほとんど同じくらいだ。

ところが、実物を見比べてみると、その容量は、どっちもどっち。
ほとんど変わらないみたいだ。

それどころか、本当にこれが10リットルなのか?

といい加減な謳い文句に怒りを感じるくらいだ。
トレイルランニングの世界では、バックの容量と走行距離は適当なのか。

ハイドレーションで2リットルの水を入れると、バックの残りは非常に少ない。
これが本当に10リッターならば、あと4つもハイドレーションパックが
入ることになるけど、どこにそんなに入るというのか。
手品かドラえもんに何か道具を借りないと無理だと思う。

まあ、文句を言っても、しょうがない。
容量の表示のいいかげんでもそれをレースに
使うのは実際に走るランナーなのだ。

入る量だけで工夫して装備を揃えるしか無い。

トレラン用バック the north face martin wing

背面左右に500mlのボトルが各1本収納できる。
ハイドレーションとあわせると、合計3リッターになる。

Martinwing トレラン用バック the north face martin wing


バックは3つに仕切られている。
背中に一番近いのは、ハイドレーションのパック。
そしてメイン荷室。
外側にポケットとその中に仕切りがあり、小物が入れられる。
一番外側にウィンドブレーカーなどを押し込んで、テンションコードで
締め上げる。



Martinwing トレラン用バック the north face martin wing

左側のベルトにある縦長のポケットには、無理矢理携帯電話が入る。
ここにはジェル1個、パワーバー1本、あるいはマグライト1本など
のためにあるのだろうか?
しかし左側だけしかない、つまり右利き用ということだろう。
左利きのためにも、また容量を増やす為にも、右側にも
このポケットをつけるべきではないのかな。

ザ・ノースフェイス martin wing の面白い便利機能は、バックの
裏側、ちょうど背中にあたる背面部分センターにハイドレーションの
残量が分かるメッシュウィンドウがあることだ。

Martinwing トレラン用バック the north face martin wing


確かに便利だが、レース中にハイドレーションの残量を確認する為に
立ち止まって、バックを下ろして、メッシュウィンドウを見て確かめたりするか?

冷静に考えてみると、時間制限のないハイキングや軽登山なら
まだしも、トレイルランニングでは現実的では無いような気がする。

重さや背中の圧迫感から、ある程度はわかるのでは無いかな。

実物を見てみると、それは、とてもよくできていて感心する機能だけどね。

ハイドレーションの残量確認よりも、そこにある僅かな空間のおかげで
背中に熱がこもらずに快適になることの方がメリットとして大きい思う。


ウェストベルト部分にある小さなバックは、以外に大きくて
小銭やジェルはたくさん入る。

トレラン用バック the north face martin wing


携帯電話なら3台入れても、まだ余裕ありなので、ジェルだけなら
左右で5個ずつ、合計10個はすぐ取り出せる位置にキープできそうだ。

携帯電話3台は余計だと思われるかもしれないが、私はフルマラソンの
大会でも、プライベート用と仕事用の携帯端末を常備して走っている
ため、ここは重要なポイントになってしまう。

絶対に電波が届かない場所と、明確にわかっていれば、仕事からは
解放されるのだけど、今や富士山頂でも電話ができてしまう、、、。


バックもハイドレーションも揃った。
あとはシューズだけど、注文後まだ届いていない。

バック背負っての走行にはやく慣れないとな。


トレイルランニング ジャパン
日本国内で開催されているトレイルランニング大会
の情報を集めています。

http://trailrun-japan.seesaa.net/

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) ハイドレーションパック martin wing


OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア


レビューポータル「MONO-PORTAL」

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2012.04.04

トレイルランニングに想いを馳せる

タイトルがなんか変か?
ま、いいか。

フルマラソンも2回経験し、記録も4時間を切ることができ
これで晴れて私も、サブ4ランナーの仲間入りを果たした。

(と言っても、3時間59分というギリギリタイムだけどね)


東京マラソンが終了し、なんとなくフルマラソンのシーズンが
終わったというか、燃え尽きた、という感覚になってしまった。

それでも月に1回はレースに出ようと決めたので、
3月は、第1回 ウルトラ100km RunRun リレー
エントリー。
私は、一人で24km走った。
1周2kmより、5周10kmのほうがタイムが良かった?


4月5月とハーフマラソンにエントリー済み。

さて、ついに夏に入るであろう6月。
あの夏の苦しいランニングが思い出される。
ちょうど湘南国際マラソンにエントリーした昨年6月ころから、
ちょっと運動のつもりのジョギングが、タイムや距離を意識した
ランニングに変わっていったころだ。

今年の夏は、どうしようか?

山を走りたい。

子供の頃のように、山を走り、川を渡り、急勾配を息を切らしながら
駆け上ったり、一気に落ちるように下ったり、、、。

そんな気持ちが急に湧き上がり、もう止められなくなった。

夏には、フルマラソンが開催されるのは、北海道くらいしかない。
当然ながら灼熱の関東では、ハーフマラソンもないだろう。

この時期は、涼しい山でも行こうかな。
ならば山を走ればいいじゃないか。

ということで、夏にはレースが多いトレイルランニングに、勢いでエントリー。

いきなりの47kmだけど、制限時間いっぱいを使った完走狙いなら
たぶんいけるだろう。

思えば、昨年初めて参加したマラソン大会が、人生初のフルマラソン
湘南国際マラソンだった。

10kmもハーフマラソンも経験ないのに、いきなりフルマラソンだったのだ。

暑くなるまでには、坂道トレーニングをもっと増やして
しっかりとトレイルを走れるように(下りだけでも)脚を鍛えていきたい。


今後のレース参戦予定。
4月15日 第16回東日本国際親善マラソン 神奈川県相模原市
5月19日 マニュライフ生命わくわくチャリティラン2012 | 駅伝&ハーフマラソン in 味スタ
6月2日  西丹沢アドベンチャートレイルin山北

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