« SUZUKI X-Adventureシリーズ SALOMON西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 出発編 | トップページ | 西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 レース編その2 »

2012.06.06

西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 レース編その1

午前10時ちょうどスタート。
スタートの合図は太鼓だったけど、いまいちカウントダウンと
あっていなかったな。
もちっと練習しとこうぜ。

猛烈に飛び出していくエリートランナーは、おいといて、、、っと
(もちろん並んでいてもついていけないわけだが)

私は、最後列から、ゆったりとスタート。
これから先47km以上も走らなきゃいけない。
スタミナもたせるために、もう最初っからゆっくりと決め込む。

最初は丹沢湖の周り舗装路を走っていく。
このあたり一方通行で、よくバイクで走った場所だな。
でも全然車もバイクも走っていない?
どうやら地元警察の交通規制が行われているようだ。

車を止めてもらい道路の向こう側に渡り、そこからいきなりの階段
上りとなり、その後からは山の中へと入っていく。

ちょっとだけ渋滞になった。
山の中に入ると、道幅なんてない。
人間一人が歩いていけるだけの登山道。

ここに一気に500人が入っていくので、渋滞はどうしても
発生してしまう。

止まっている間、パワーバーとハイドレーションのゲータレードで
給食&給水。

丹沢の山は標高こそ低いものの、海面近くからの
急勾配で以外ときつい。

一部、鎖場の上りがあったりして、走るどころか
両手両足を使って、這いつくばって上っていく。

グローブは荷物とともに置いてきてしまったが、
やはり装着してくれば良かった。
暑いけど、怪我するよりはマシだし。

山から下りて舗装林道をしばらく行くと第一関門、
八丁 11.5km。
まだまだ元気だ。

送信者 2012年6月3日


バナナとおいしい水を頂く。
冷たい水が、うまし!!

舗装林道がおわり、河原がコースになっている。
石ごろごろで走りにくい道だ。

後方で、ドタっとすごい音が!
おじいさんが倒れている。

悪い足場で豪快に転んでしまったようだ。
その場ですぐに立ち上がる事ができない。
顏から落ちたようで、痛みで起き上がれない。

すぐに、走行中止。
救援活動開始。
私の他にも心配して数名が周りに集ってきてくれた。
レース中なのに、皆やさしいな。

まずは話しかけて意識を確認。
ゆっくりその場に座るように起こしてあげる。
ハンカチを手渡してくれたので、それを川の水に
浸して、軽くしぼり転倒して打ち付けた頬にあてがう。

手も怪我をしていて、血が出ている。
絆創膏をちゃんと持参していらっしゃったので
それを貼ってあげる。

ようやく転倒の痛みとショックも和らいだ様子。
おじいさんの腕を私の肩にまわし、立ち上がってもらう。

幸いにも足腰には影響がないようで、走り出してくれた。

足場が悪いからしょうがないよ。
ゆっくりでいいから、少しずつ走っていきましょう。

しばらく一緒に走り、また、山道の急な登りに入っていった。

おじいさんとはここで別れたが、その後の第2関門では
時間切れでリタイヤになってしまった。

八丁は標高300m。
ここからどんどん上っていき、最高地点は800mを越える。
ランナーもまばらになり、前後の人もあまり入れ替わりは
なくなってきた。

追い越そうにも、こう急な上りと下りでは、前へ出る事も
できず、ずっと前の人を追いかけるだけになる。

第2のおじさん登場。

前を行くおじさんランナーがしゃべるしゃべる。
もう全然とまらない。

八丁過ぎからの山道のあいだずっと話し続けていた。
最初はこちらも話をしていいたが、いいかげん疲れてきたので
途中からは、はい、えー、はー、そうですかー、と
適当に相づちをうつだけにした。

送信者 2012年6月3日


北海道マラソンに毎年でているとか、
金さんの3ヶ月でフルマラソンを毎週観ていたとか、
肩を入れていくと、足がついてきて速くなるとか、
ホテルの6階には大きな風呂があるから、そこにランナーが
集ってくるとか(北海道マラソン)
朝から焼酎水割りを飲む習慣がついていたから
500ccの水を一気飲みして、焼酎を飲まないようにしたとか、
今回のトレイルランニングでは、最前列でスタートして
トップランナーのスタートダッシュが凄かったとか、
サブスリーランナーにどうしたら3時間で走れますかって
聞いたら、あなたには無理ですって言われたとか、
なんとか、かんとか、、、

送信者 2012年6月3日


山から舗装林道の下りになっても、横にくっついてきて
まだまだ話す話す、しゃべるしゃべる、
まったく音の無い山の中を走りたいのに、そのおじさんの話し声だけが
大きく響き渡る。

他のランナーも嫌そうだったな。

やっと下りで前へ出る事ができ、おじさんを振り切った。
悪い人ではないんだが、ちっとはレース中であること、
他のランナーのペースも考えて話しかけて欲しいものだ。

おじさんよ、おしゃべり好きなおじさんよ。

速くなりたいんなら、レース中の会話はやめときなさい。
2時間以上もぶっとおし話続けるそのエネルギーを足に使いなさい。


私もいつかは60歳を越える時が来る。
友だちも無く寂しいかもしれない。
すでに今現在も友だちなんてほとんどいない。
来るべき将来、私はこんな還暦ランナーにだけはなりたくない。

舗装林道をたんたんと下りきったところで、第二関門玄倉川橋
に到着。


送信者 2012年6月3日


バナナ、オレンジ、お水、梅しそを頂く。
ザックに入れてきたおにぎりをここで食べる。
食欲が無くなる前に、たくさん補給してエネルギー切れに
ならないように、腹をふくらませる。

少し休み過ぎたかな?

レース編その2に続く、、。


ciste Japan シスト日本

フランス発祥といわれるシスト。
宝探しゲームです。



OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア


|

« SUZUKI X-Adventureシリーズ SALOMON西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 出発編 | トップページ | 西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 レース編その2 »

512:西丹沢アドベンチャートレイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 レース編その1:

« SUZUKI X-Adventureシリーズ SALOMON西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 出発編 | トップページ | 西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 レース編その2 »