« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012.06.29

東海道五十三次を走る 神奈川〜保土ヶ谷

東海道五十三次を走るにあたり、参考にした本が、
東海道を歩く旅 である。

モデルコースと距離、所用時間があり、歩いて東海道五十三次を
旅するには最適なガイド本かもしれない。

しかしながら、紹介されているルートは、日本橋からすべての宿場を
辿るものではなく、途中抜けている部分がある。

3神奈川から6藤沢までが、
東海道を歩く旅 には載っていないのだ。


歩いて旅するには、あまり面白くない区間ってことなのかな。

たしかにこの区間は、横浜とはいえ、海はほとんど見えず
上り坂が続くので、中高年が散歩感覚でやってみると
けっこう疲れるだけで、もう東海道五十三次を歩くなんて
ヤダ、ヤダってなるかもな。


ということで、坂道がでてきたところからです。

普門寺


普門寺

普門寺は、洲崎山と号し、真言宗智山派に属す。
山号の洲崎は洲崎大神の別当寺であったことにより起こった。

また、寺号の普門は洲崎大神の本地仏である観世音菩薩を
安置したことより、観世音菩薩が多くの人々に救いの門を
開いているとの意味である普門とされたと伝えられている。

江戸後期には、本堂・客殿・不動堂などの建物を持ち、
開港当時はイギリス士官の宿舎に充てられた。

東海道五十三次 神奈川

神奈川宿 歴史の道 という立派な看板があり古い地図で
現在地が確認できます。


東横フラワー緑道と旧東海道五十三次


東横フラワー緑道と旧東海道五十三次

みなとみらい線の開業とともに地下化された東横線。
東白楽駅から台町までの約1.4kmの跡地は緑道(愛称:東横フラワー緑道)
として整備が進められ、平成23年4月に全線オープン。

青木浅間線付近。
東横線の高架橋は撤去され、高島山トンネル南側の旧東海道
(神奈川宿歴史の道)付近から青木浅間線まで約100mの歩道が開通している。
2010年4月24日にトンネル手前まで緑道が伸びた。


大綱金刀比羅神社と旧東海道五十三次

大綱金刀比羅神社

この神社は平安末期の創立で、今の境内後方の山上にあった。
その後、現在の地へ移り、さらに琴平社を合祀して、
大綱金刀比羅神社となった。

かつて眼下に広がっていた神奈川湊に出入する船乗り達から
深く崇められ、大天狗の伝説でも知られている。

また、江戸時代には、神社前の海道両脇に一里塚が置かれていた。
この塚は、日本橋より七つ目に当り、土盛の上に樹が
植られた大きなものであった。

現在その一里塚は見当たらない。
帰ってきてわかったこと、ここは駅近の神社であった。
もう駅からどんだけ離れているかもわからず、
ただたんたんと走るだけ。

田中屋と旧東海道五十三次

田中屋

歴史に疎い私でもここは知っているぞ。
本当にその宿は現存していたんだ。
なんかちょっと感動したな。

安藤広重の「東海道五十三次神奈川宿」にも描かれた名店。
創業文久三年(1863年)の老舗割烹ながら、常に「時代」を
意識し斬新なスタイルの料理で季節感あふれる時を届ける、、らしい。

坂本龍馬の妻おりょうは、龍馬亡きあと、西郷隆盛の紹介で
ここ田中屋で住み込みの仲居として勤めていた。
月琴を奏で、外国語も堪能だったという、当時は西村ツルと
名前を変えていたらしい。

<br />
神奈川台の関門跡と旧東海道五十三次

神奈川台の関門跡

田中屋からの台の坂を上りきったところにある。
横浜港開港後の外国人殺傷事件から、幕府は各国の領事から
激しく非難された。

神奈川宿の東西にも関門がつくられ、その西側がこの
神奈川台の関門である。

明治4年(1871年)、他の関門・番所とともに廃止された。

<br />
浅間神社と富士の人穴旧東海道五十三次

浅間神社と富士の人穴

創建な承暦4年(1080年)、富士浅間神社の分霊を祭ったものと伝えられている。
旧芝生村(しぼうらむら)鎮守。
本殿のある丘は袖すり山と呼ばれ、昔は山の下がすぐ波打ち際であった。
境内西側の崖には富士山に通じていると伝えれる「富士の人穴(ひとあな)」
と呼ばれる古代の横穴墓があり、東海道を往還する人々が見物する名所と
なっていた。
しかし今は、周辺の開発によって見る事はできない。

松原商店街 旧東海道五十三次

旧東海道は国道から離れ、寂しい道ばかりかと思いきや、
な、なんと賑やかな商店街になるではありませんか!
ここは松原商店街です。

さすがにここは走れません。
買い物客の中をゆっくりウォーキングです。


<br />
問屋場跡 旧東海道五十三次

問屋場跡
ここは案内看板だけです。

高札場跡、ここは保土ヶ谷税務署の看板がでかかった。


<br />
戸塚宿上方見附跡 旧東海道五十三次

戸塚宿上方見附跡
保土ヶ谷宿の京都(上方)側の出入り口となる上方見附跡。
江戸側の出入口にあるものを江戸見附、京都(上方)側に
あるものを上方見附と呼ぶ。
この江戸見附と上方見附の間が宿場の範囲であり、
戸塚宿の上方見附には、左右一対になった石垣が残っている。

<br />
保土ヶ谷宿の松並木と一里塚 旧東海道五十三次

保土ヶ谷宿の松並木と一里塚

保土谷宿の松並木は、境木のあたりまで約3㎞も続き、
広重や北斎などの浮世絵にも度々描かれるほど、美しい景観だった。

昭和初期まで比較的良好な状態で残されていたが、
年々減り続け、今では旧東海道権太坂付近にわずかに
残るだけとなった。


松並木の終わりから、道路を渡りジグザグと走っていく。
旧東海道の表示は多くあるので、このあたりは道に迷う事はない。

そして、急な坂道が待っていた。

<br />
権太坂 旧東海道五十三次


権太坂

かつては今よりももっと勾配がきつい激坂だった。
権太坂には元々人家が少なかったため、昭和30年代に本格的に
道が改修され宅地開発がすすむまで往来の街道の面影を残していた。


まだまだ、上り坂は続き、このあたり走れずにほとんど
歩いていく。

昼からから午後にかけては、日差しも強くなり、走るのは
とてもしんどいな。

疲れたら、あるけばいいさ、東海道。

さていよいよ次は、1日目ゴール戸塚です!


出張ホテルを簡単検索!ホテル予約で出張の達人!


出張ホテルを簡単検索!ホテル予約で出張の達人
出張 ホテル予約 検索サイト

人気映画・TVBLOG


ciste Japan シスト日本

フランス発祥といわれるシスト。
宝探しゲームです。


OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア


悲劇の探検隊、バーク&ウィルズのルートをたった一人自転車で挑んだ記録。




| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.26

東海道五十三次を走る 日本橋〜神奈川

東京日本橋から走り出した東海道五十三次。

銀座からしばらく行き、信号待ちで止まっていると
スーツ姿の若者が、

「すいません、田町はどっちですか?」

と聞いてきた。

た、田町?
信号渡って、そのまま、右へまっすぐだけど、、
歩きじゃ結構あるよ。

最近は皆、スマートフォン持っているから、
街中で道を尋ねる人って、外国人くらいになってきた
と思う。

スーツで歩いたんじゃ、汗だくだろうけど、仕事がんばってね。

というわけで、田町です。
三菱自動車のところで撮影。


西郷隆盛 勝海舟 無血開城


ここは元の薩摩藩屋敷跡。
江戸幕府の無血開城へむけ
西郷隆盛と勝海舟が会見を行った場所。

今はその記念碑のみが建っています。

高輪大木戸跡

高輪大木戸跡

石垣だけが当時を語っている高輪大木戸跡。
ここで見送りの人と水杯をかわしていたという。


品川宿場散歩


品川 東海道五十三次

品川を過ぎ、国道を左へ八ツ山橋から旧東海道へとすすむ。


品川宿


東海道 龍馬がゆく

品川の旧東海道には、それっぽい看板や表示がたくさんあって
なんかいい感じだ。
シャッターにも東海道五十三次の浮世絵が描いてある。


浜川橋 東海道五十三次


泪橋 浜川橋 東海道五十三次

ここ立会川にかかる浜川橋は、鈴ケ森刑場へ送られる罪人を
見送る別れの場所であった。
そのためこの橋は、泪橋と呼ばれていた。

見せしめのため、あえて人通りの多い街道を通って
その先に刑場を作っていたという。


鈴ケ森刑場 東海道五十三次

鈴ケ森刑場 東海道五十三次


100円自販機 東海道五十三次

もってきた500mlのスポーツドリンクもそろそろ終わり。
街道沿いの自動販売機で新しいドリンクを買う。
ずっと走っているので、100円自販機でしか買わないのだ。

旧品川から梅屋敷までは、雨の中、賀曽利隆さんと歩いたコースなので
まだ記憶に新しい。
しかしあの日は、傘もささずに黙々と歩いていたのは
我々二人だけだった。

雑色駅の方へ寄り道してみる。
腹が減ってきたので、何か食い物屋はないかと
駅周辺を探したけど、食いたいものは見当たらず
また道へもどって、すすむことに。


六郷橋 東海道五十三次


六郷橋 東海道五十三次

今回の東海道五十三次を走るでは、できるだけ旧東海道を
走るというテーマで、西へ西へとすすんでいくことにしている。

ところが、現在はその風景が大きく変わっている所が
多いため、旧東海道どおりにはなかなかトレースできないのが
実情だ。

多摩川は六郷橋で渡るのだが、当時は渡し船だった。
河原のテニスコートの先まで行って、さらにホームレスの
人達のハウスを抜けて、河原へ出たけども、待てど暮らせど
渡し船は来ませんでした。

となってしまうので、ここは素直に六郷橋を渡って進む。

そのまま第一京浜(国道15号線)をしばらくすすんでしまった。
いかん、いかん、これは旧東海道ではないルートだ。

美濃戸 蕎麦 東海道五十三次


旧東海道へ戻るため、京急川崎駅の方へ行く。
ここで蕎麦屋に入り、昼飯。
注文する前に、麦茶のおかわり。
冷やしきつねうどん650円也。


川崎 東海道五十三次


川崎 芭蕉の句碑


川崎 芭蕉の句碑


芭蕉の句碑

元禄7年(1694)5月、江戸に住んでいた芭蕉は、
子の治郎兵衛と共に長崎へ旅立つ。
芭蕉との別れを惜しむ江戸の門人の利牛、野坡、袋水は
多摩川を渡り、川崎宿まで見送りにきて八丁畷の榎だんご
という店で最後の別れをかわした。

この時、芭蕉が詠んだ句が
「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」
なのです。


八丁畷(はっちょうなわて)と人骨。
江戸日本橋を出発点とする東海道は、川崎宿をすぎてから
隣の市場村へいたる。
(現在の横浜市鶴見区尻手・元宮・市場あたり)
ここまでの距離が八丁(760m)あり、畷といって道が田畑の中を
まっすぐにのびていたので、この地を八丁畷と呼ぶようになった。

八丁畷(はっちょうなわて)


八丁畷付近では江戸時代より多くの人骨が発掘されている。
度重なる天災、飢饉、疫病などにより多くの人達が命を落としている。
身元不明の人達の死体を松や欅の並木の下に埋葬していた
ものと考えられている。
そうした不幸にも命を落とした人達の慰霊のために、ここに
川崎市が慰霊棟を建てた。

市場の一里塚跡

市場の一里塚跡

市場の一里塚跡。
ここは江戸より5番目の塚にあたり、横浜市内で最初の一里塚。
明治9年(1877年)地租改正にあたり払い下げられ、左側の塚が
現存している。
昭和初期までは塚の上に榎の大木があったらしい。


海抜1.5m

低い!
ひと波でのまれてしまいますな。

鶴見橋関門旧跡

鶴見橋関門旧跡。

鶴見川を渡ります。
安政6年(1859年)6月、横浜港開港とともに神奈川奉行は、外国人に
危害をくわえることを防ぐために、横浜への主要道路筋の要所に
関門や番所を設けて横浜にはいるものを厳しく取り締まっていた。

鶴見橋関門は、万延元年(1860年)4月に設けられ、橋際のところに
往還幅4間(7m)を除き、左右へ杉材の角柱を立て、大貫を通し
黒渋を塗られたものだった。


東海道五十三次

このお寺は、子安あたりだったかな?
なんと目の前を線路が走っている!


ガーミン405

Garmin Forerunner 405 Wireless GPS 心拍数モニター 405

SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2BS


おいおい、まだ20数kmなのに、ガーミン405のバッテリー
アラートが鳴っている。
最近急にバッテリーのもちが悪くなってしまい、残念無念。
これじゃハーフマラソンまでしか使えない。
予備でサンヨーエネループを持ってきたので、空中空輸しながら
走ります。

駅だと東神奈川駅を通過したところ。


洲崎大神


洲崎大神
建久2年(1191年)源頼朝が安房国一宮の安房神社の
霊を移して祀ったことに始まると伝えられている。
神社前から海に向かって延びる参道が、第一京浜に突き当たるあたり。
そこがかつての船着き場である。
横浜が開港されるとこの船着き場は開港場と神奈川宿とを結ぶ渡船場となり
付近には宮の下河岸渡し船場と呼ばれる海陸の警護に当たる陣屋も造られた。


さてと歴史に疎い私もこれだけ写真撮りながら
走っていると、帰宅してからの調べ物が多いわ。

というわけで、さらに東海道五十三次を走るは続くのであった。




OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.24

東海道五十三次を走る 日本橋〜戸塚1 出発編

東海道五十三次は、、江戸時代に整備された五街道の一つ、
東海道にある53の宿場を指す。

古来、道中には風光明媚な場所や有名な名所旧跡が多く、
浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り上げ、、、

wikipediaより抜粋。


夏のランニングは辛い。
暑いし、バテるし、スピードも出せない。
なんかおもしろい事とセットにしないと、
外へ出る気もしないくらいだ。

去年は、東急池上線 全駅走破!を決行した。
http://www.jking.jp/outback/2011/08/post-548f.html


線路はいくらでもあるので、これもまた挑戦したい。
次は別の私鉄か山手線一周など。

そして今回は、東海道五十三次を走るを決行してみた。

全体の計画編や装備編は、また続いていく中で
別の記事でアップしていく予定。

まずは、2012年6月23日(土)の第1日目のレポート。

スタート地点は、東の日本橋に設定。
東京駅のコンビニであさりおにぎりを買って、それを
食べながら、日本橋へ移動。


東京駅 あさりおにぎり


日本橋

歩くツアーの人達などが、個人やグループでいくつも
いて、皆いろんな写真を撮っている。

私も、出発起点の写真をパチリ!


道の起点としての日本橋

日本橋 道

日本橋 道


日本国道路元標


「写真撮りましょうか?東海道五十三次のウォーキングですか?」

と女性に声をかけられるが、

「いえ、結構です。」

と無下に答える私。

「歩きではなく、走りです。」

と答えると

かなり驚いていた。

今日は戸塚まで走る予定だと、話すとフルマラソンより長い距離ですね
とすぐに答えが返ってきた。
かなりの東海道マニアとみた。

中野区 東高円寺で散歩かふぇ「ちゃらぽこ」
経営していらっしゃるそうで、散歩イベントなども
開催しているらしい。

宣伝用のチラシを頂いたが、その場で捨てるわけにも
いかず、やむを得ずザックに入れておく。
荷物が増えたじゃないか、ったく。

道の道標の近くで、短パンに着替えて、いざレッチゴー!!

出発は午前10時10分くらいだった。

なんか都内を走るのは新鮮である。
人も多いし、ビルが建ち並ぶ、銀座を走るのは、そう
東京マラソン以来だなー。
なんか感慨深いわ。

道一杯に広がって歩く、リッチな中国人観光客。
すぐに信号ストップ。

まだまだ始まったばかりなのに、足が止められて疲れるわー。



出張ホテルを簡単検索!ホテル予約で出張の達人!


出張ホテルを簡単検索!ホテル予約で出張の達人
出張 ホテル予約 検索サイト

人気映画・TVBLOG


ciste Japan シスト日本

フランス発祥といわれるシスト。
宝探しゲームです。

OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.19

トレイルランニングとロードの違いは?

6月17日、朝は曇っていたけど、カラッと晴れてきた。
しかし湿度は高くて、ジメジメした嫌な感じだ。

今日は休もうと思ったけど、それほど鎌倉トレイルランニングの
疲れも残っていないので、少し走ってみる。

時間がある時に走っておかないと、なかなか距離を稼げないのが
会社勤めの悲しい性。

ペットボトルのアクエリアスを、ウェストバックに入れていく。
最近はノースフェイスのザック(マーチンウィング)を背負って
いくことが多かったけど、暑いので今日はやめた。


休日のタマリバーは人が多い。
自転車や散歩の人もいるので、ちょっと走りにくかったりするけど
そこはお互い様。
譲り合って、事故にならないように注意して走りましょう。


帽子は苦手なので、頭には何も無しできたのだけど
汗が目に入ってきて、痛くてしょうがない。
Tシャツの袖でふきふき、走り続ける。
やっぱり夏は帽子かサンバイザーは必須ですな。

私はレースのときは、マスクなので、どちらも不要なのだけど
練習ではサンバイザーにしようと思う。
アディダスのサンバイザーは、内側が柔らかくてしっかりと汗を
吸収して外部へ蒸発させるという仕組みらしいので、
いつもは何も感じなかったけど、しっかりと頭と額の汗を
吸ってくれていたんだな。


さてトレイルランニングは、ロードにおいても記録更新に
つながる有効な練習方法である。

ってことはよく言われているけど、自分でそれを体験するって
なかなか簡単なことじゃないよね。

今月は西丹沢アドベンチャートレイルと、鎌倉トレイルランニングで
もう死んじゃう、死んじゃう、と行ってしまう程クタクタに
疲れてしまったので、その後の体の変化がよくわかった。

ロードでは、極力足を大きく動かさないで、スムーズに且つ
無駄な動きがないように、着地後も大きく後方へ投げ出したり
前上方へ足を出したりしないようにしている。

しかしトレイルランニングでは、地面が平坦ではないばかりか、
石ころや、木の枝が落ちていたり、段差や階段があったりして
足を大きく前方へ出したり、上方へ挙げたりしなきゃいけない。

普段ロードでは使わない筋肉を動かすので、疲れも2倍くらいに
なってしまう。

そんな激しいトレイルランニングを私はほとんど歩いているので
ランニングというのは恥ずかしいのだけど、体はちゃんとそれに
合わせて力がついてきているようなのです。

疲れている筈なのに、気分的にも翌日は休みモードなのに、
普段のタマリバーを走ってみると、なんか軽快に足が動いてくれるんです。

おそらくこれはトレイルランニングで、使った筋肉がしっかりと
運動エネルギーを発生して、走力につながっているのでは
ないでしょうか?

いつも同じ筋肉ばかり使っていると、その部分の疲労もはやく
蓄積されるので、ペースダウンや足が重くて止まってしまう、、
なんてことに繋がってきます。

どこの筋肉がどうのようにとかまでは、はっきりとわからないのですが、
自分の体験からその違いはよくわかってきました。

色んな場所を色んなスタイル、色んなペースで、一人ではなく
たまにはランニングツアーやマラニックなんていうのも
飽きずにトレーニングを続けるコツなのかもしれません。


トレイルランニングのザックと言えば、これ、マーチンウィングを探してみる?


膝の痛みは相変わらずとれていませんが、
なんとかフルマラソン4時間のペースくらいでは
走れそうになってきました。

距離: 15.21 km
タイム: 1:26:27
平均ペース: 5:41 min/km
高度上昇値: 135 m
カロリー: 1,108 C

km   タイム   距離  平均ペース 
1 6:10.0 1.00  6:10
2 6:05.4 1.00  6:05
3 5:57.0 1.00  5:57
4 5:40.7 1.00  5:41
5 5:38.7 1.00  5:39
6 5:35.0 1.00  5:35
7 5:37.1 1.00  5:37
8 5:34.1 1.00  5:34
9 5:34.8 1.00  5:35
10 5:27.5 1.00  5:27
11 5:30.5 1.00  5:30
12 5:31.6 1.00  5:32
13 5:32.6 1.00  5:33
14 5:49.4 1.00  5:49
15 5:35.1 1.00  5:35
16 1:08.2 0.21  5:20

概要 1:26:27.5 15.21 5:41

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.17

鎌倉トレイルツアー(金沢コース)201206

東京もついに梅雨に入ってしまいました。

雨が降るからといって、それを避けて生きていくことはできません。

というわけで、雨でもトレイルランニングなのです。

今回はレースではなくて、ツアーです。
鎌倉のトレイルを数名のインストラクターと一緒に
走ります。

地図もコースも、知りません。
完全におまかせで、後ろをついていくだけです。


朝から少し雨が降っていて、開催が危ぶまれていましたが
午前8時過ぎにサイトに開催されるとの更新情報があり、
あわてて、ハイドレーションにアクエリアスを入れたり、
ゴアテックスのカッパを用意したりとバタバタ。

集合場所の鎌倉駅までは、けっこう遠いのです。
もうちょっと、開催か中止かの連絡は早くして欲しいと思います。


駅構内のトイレへ直行。
ここで着替えて、荷物はコインロッカーに預けます。

東口には既に数名のランナーが集っていました。
初参加の私は、チラシとスタンプカードを頂きます。

雨の日なので、ポイント2倍!
スタンプを2個押してもらいました。
ちなみに5個たまると、1回無料で参加できます。
オオゼキやピーコックのようなポイント5倍デーはないようです。

スタンプカードは小さいからポケットに入るけど、
チラシ類ははっきりいって邪魔だな。

せっかく荷物をコインロッカーに預けてきたのに
ここでまた荷物を増やされても、、、。

スタッフさんの目の前で、ゴミ箱にポイするのはさすがに
できなかったので、ザックに入れていくことにした。

チラシを見たのは、今、ブログ記事を書いているとき。

ま、特に必要な情報はないです。>私には。


鎌倉トレイルツアー


参加者は、スタッフ含め24名?
当日キャンセルした人も数名しかいなくて、皆さんの
やる気を感じます。

4人ひと組になって、グループ単位で、先導についていきます。

鶴が丘八幡宮へすすみ、そのまま学校をまわって静かな住宅地へ。
途中の公園で、ストレッチの準備運動を入念に行います。
この公園の奥には、源頼朝の墓がありますね。


住宅地の脇から細い道に入り、登りがはじまります。
なんとなく、山の中へ入っていく感じ。


鎌倉トレイルツアー トレイルランニング


この辺の地理にさっぱりな私には、それ以後のルートは
ほとんど説明できません。

このコースでは、中盤に気持ち良い感じのトレイルが続き、
雨の中でも楽しく走ることができます。

アップダウンも少なく、左右には森が広がり、空気がうまい!
スピードにも乗れてきて、皆さん調子良く走っていました。

要所要所で休憩とトイレタイムがあり、トイレで困る事はありません。
また自販機もあるので、ハイドレーション無しでもその都度
ドリンク購入する事ができます。
小銭は持っていった方が良いですね。

本格的に雨が降り出し、ウィンドブレーカーを着込む人。
そのまま濡れたTシャツでいいやの人。
寒くないので、ここは自分の体調と相談して調整します。

ブーン、ブーン、ブーン
げげ!
会社携帯が鳴っている。
まったくこんな時にまた仕事かよ!
電波が届く限り、ランニング中でも仕事から逃れられないって、、、。


鎌倉トレイルツアー

中盤から、大きく2つのグループに別れて再出発。
先方は、今よりもちょいと速くてもOKメンバー。
後方は、今よりペースダウンで行きますメンバー。

私はそのままついていけそうだったので、先方チームで
続いていきます。

しかし、速くなってないか?
このペースは。

先頭を走るのは、すっきりとスリムな美女ランナーさん。
登りでもグイグイ走っていくその姿は格好良いですな。
かなりの走力の持ち主とみた。


鎌倉トレイルツアー

山から下りてきた所は、北鎌倉。

とんでもない賑わいで、雨の中でも観光客でいっぱい。
あじさいなんちゃらが開催されているということで
普段の週末以上の人出だそうです。

この辺りは、皆で歩いて移動。
雨の日にランニング集団は、注目されちゃいます。

もう一山超えて、鎌倉駅に到着。
足がツッて途中から、グループを離れ駅に戻っていた
人がいました。
具合が悪くなったり、ペースについていけなくなっても
ちゃんとスタッフの人が、駅までゆっくり走ってくれるので
安心の鎌倉トレイルツアーです。

集団での走行は、ほとんど経験がないので、とまどいもありますが、
一人だとちょっと苦しくなると、止まったり、歩いたり、する
ところも集団で流れているので、そのままついていけます。

まだ休憩はいらないかな?

という場面でも、ストレッチしたり、ジェルを飲んだりして
時間の調整はできます。

サイトによると「2時間走れる人」が対象になっていますが、
この日は、21km4時間走っていますから、もうちょっとレベルは
高いと思います。

ロードで3時間。
トレイルランニングで2時間以上走れる人。
このくらいのレベルであれば、ついていけます。

まったくの初心者だと、鎌倉トレイル20kmはきつい。
せっかく参加したのに、最後まで行けなかった、、なんて人も
いるのではないでしょうか?

鎌倉のトレイルは、駅から近く、海からも近く、また分岐も多くて
飽きる事がありません。

機会があれば、次は別のコースで参加したいと思います。





鎌倉トレイルツアー
http://jmcrun.blog84.fc2.com/


ciste Japan シスト日本

フランス発祥といわれるシスト。
宝探しゲームです。


OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア


レビューポータル「MONO-PORTAL」


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.10

西丹沢中川ロッヂ

神奈川県足柄上郡山北町中川 丹沢湖にある広大なキャンプ場。

中川の左岸に約18,000平方mという平担な敷地内に、
野外ステージ・休憩施設が完備。
大学生が合宿所として、よくここを利用しているらしい。


Dsc02246rogi

西丹沢アドベンチャートレイルの当日の宿泊で利用。
セローに野宿ツーリングの装備で行ったので
テントサイトを使いたいと言ったが、
バンガローが安いよ、ということで
バンガローを使った。


Dsc02248ryoukin


料金は、大人一人で1500円。
バイク駐車代が200円。

テントサイトだと一区画が3000円。

90年代バブルの頃、オートキャンプブームがやってきた。
寂しかったキャンプ場が一気に活気を増した。
綺麗に区画整理されて、大きな4WDやキャンピングカーが
指定された区画でキャンプするというスタイルに
変貌していった。

昔は、タダの広場でテントを張って利用していいたキャンプ場が
立派なオートキャンプ場に様変わり。

1泊500円が一気に3000円に跳ね上がった!

バイクで行っても、一人で行っても、3000円という
無茶苦茶な料金がまかり通ってしまった。

ある時、私は自転車一人旅。
夕方疲れ果てて辿り着いた山梨のとあるキャンプ場。
受付で、平然と3000円です、って言われた。

なんで車で家族4人と自転車ひとりが同じ料金なんだ!

受付のバイトには、キャンプ場の今昔については何も知らない
知りたくもない、私はタダのバイトです。
決まった料金を徴収するだけ。


そんなキャンプ場のひとつなのだろうか?
この西丹沢中川ロッヂも。

バイクで5分も行けば中川温泉があるのだが、西丹沢中川ロッヂ
には温泉は無い。

中川温泉は19時くらいには、どこも温泉は営業を終了してしまうという
まったく残念な温泉なのだ。

温泉に入りたいなら、温泉宿に泊まりなさい。
貧乏人は中川にも浸かれば、体も綺麗になるでしょ、ってか。


コインシャワー200円
ちゃんとお湯は出たけど、中は真っ暗だった。
暗いのはトンネルだけにしてくれませんか?


Dsc02243heya

でっかい木板のキーホルダー付きのバンガローの鍵。
ドラクエの鍵だ。

中は、畳6畳くらいのスペース。
部屋の真ん中には、巨大なムカデのような虫がカラっからに
乾いて死んでいた。
ここ数ヶ月誰も利用しておらず、掃除もしていない様子。

Dsc02242mushi

宿泊者がいるんだから、一度部屋を空けて空気を入れ替えるとか、
かるく掃き掃除をするとか、、そんな気の利いた事はたるわけないか。

ま、寝るだけだから気にしないけどね。

ウィルコムとイーモバイルは圏外。
自宅へ連絡しようと公衆電話を探したが、近くにはなかった。
管理事務所には公衆電話という看板があったが、数年前に
取り外しており、現在は公衆電話はない。

ドコモ、au、ソフトバンクは通信可能みたい。

久しぶりに、テレビもラジオもインターネットもない
静かな夜だった。


西丹沢中川ロッヂ
258-0201
神奈川県足柄上郡山北町中川897-111
0465-78-3780


出張ホテルを簡単検索!ホテル予約で出張の達人!


出張ホテルを簡単検索!ホテル予約で出張の達人
出張 ホテル予約 検索サイト

人気映画・TVBLOG


ciste Japan シスト日本

フランス発祥といわれるシスト。
宝探しゲームです。

レビューポータル「MONO-PORTAL」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.09

西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 レース編その2

第2関門はまだ少し余裕があった。
ここにはオレンジがあったので、頂きます。
走って疲れているときのオレンジは最高にうまい!

おにぎりまで食べて補給十分。
さてそろそろ行こうかって時に、先に走り出したおっさん
あのおしゃべりおじさんに先を越されてしまった。

すぐに追い越したい所だが、残念ながらあまり差が付けられる
ほど走力に違いが無い。

まあ少し距離を空けて話しかけられないように
ついていこう。

林道をすすむ。
途中から河原へ降りていく。
リバートレッキングとなっていたコースはここ。
川渡りを数回行わなければいけない。

川の水でシューズの中まで濡れてしまうが、
暑い中での水遊びみたいで気持ち良い。
おじさんはやたらと河原をうろついて、石の上を
飛んで渡ろうとしている。


そこまでシューズを濡らしたくないくらいなら、
トレイルランニングには出ない方がいいんじゃない?

河原から上がってきたところに、がっちりゲートがあった。
嗚呼、これでバイクツーリングができなくなったんだな。
昔は(20年以上前だけど)ここから先が楽しい林道だったのになー。


林道には、いくつもの小さなトンネルがあり、
中は真っ暗だ。

スタッフが、小さなLEDライトを所々に置いていてくれるので
ライト無しでもなんとか進む事はできる。

しかし前後に誰も走っていないと、やはり暗くて走ることは
難しい。
ここは大人しく持参したLEDヘッドライトを取り出して、
足下を照らしながら走ろう。


どんどん速いランナーたちが、折り返して下って来る。
上りなので走る力もなく、とぼとぼと歩いているのに

頑張って!
お疲れ様!

うれしいね。

私みたいに関門ギリギリのマスクマンにも
と声をかけてくれる。
ありがとう。もう少し頑張ってみる。

やっと上りが終わった。
ここにはエイドはないけど、ペットボトルの水をもらった。
あまりゆっくりしている時間はないな。
第2関門からここまで、ほとんど歩きだったから。

やっと下りだ。
足にはきているけど、歩いていたので心拍数は
下がっていて、余裕がある。
この下りだけはしっかり走っていく。

最後の関門までに10名くらいは抜いたかな?

以外と走れた。

最後のエイドで水を飲んで、頭から水をぶっかけてもらう。

残り7km。
橋を渡って湖をぐるっとまわるとゴールに辿り着く。

しかし橋を渡ってからは緩い上りと下りの繰り返し。
最後に残ったスタミナで、走ったり歩いたりで
3名くらい抜いたか。

ピピッピピッ!!

ううっ、なんだなんだ。
ガーミンがついにバッテリー切れってか!

8時間過ぎてしまい。
フィニッシュまでバッテリーが持たなかった。
なんて俺は遅いんだ。

あと10分速ければ、ゴールまで記録できたかもしれなかったのに、、、。

うぉー!!

砂利道の向こうに大きなゲートが見えてきたぜ。
ちゃんとテープを用意してくれた。
たった一人のフィニッシュ。
やっと終わった。
走り切ったんだ。

ステージでは既に表彰式も終わり、なにかの
イベントが開催されていて、この時間のランナーは
誰にも注目されていない。


もちろん私を迎えてくれる人はいるわけもなく、、、

フィニッシュ後に放心状態になっていた私の所に、
おじいさんが来てくれた。
そう河原で転んで怪我をしたあのおじいさんが。

私のゴールを待っていてくれたんだね。
ありがとう。
先に帰っていれば良かったのに、
本当にありがとう。

おじさんは地元だから参加したけど、第2関門で3分オーバー
になってしまいリタイヤしたとのこと。
来年も参加するんだって。

うーん、今の私の気分は、もうあの山道は、、、

だったけど、もっとトレーニングをして鍛えてから
挑戦したいですって答えた。


記録8時間11分16秒

ガーミンの記録は途中で止まってしまったけど
携帯電話の万歩計にまるまる記録されていた。
64000歩 50km。

よく走った、いや歩いたなー。

来年も挑戦してみる丹沢?

参加賞のBBQ
ラム肉だったかな?
遅くゴールしてバスで帰る人は、BBQ食べることなく
帰らなくてはいけないかもしれない。
参加賞は祈念Tシャツがいいな。

OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア



西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 レース編その1



SUZUKI X-Adventureシリーズ SALOMON西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 出発編

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.06

西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 レース編その1

午前10時ちょうどスタート。
スタートの合図は太鼓だったけど、いまいちカウントダウンと
あっていなかったな。
もちっと練習しとこうぜ。

猛烈に飛び出していくエリートランナーは、おいといて、、、っと
(もちろん並んでいてもついていけないわけだが)

私は、最後列から、ゆったりとスタート。
これから先47km以上も走らなきゃいけない。
スタミナもたせるために、もう最初っからゆっくりと決め込む。

最初は丹沢湖の周り舗装路を走っていく。
このあたり一方通行で、よくバイクで走った場所だな。
でも全然車もバイクも走っていない?
どうやら地元警察の交通規制が行われているようだ。

車を止めてもらい道路の向こう側に渡り、そこからいきなりの階段
上りとなり、その後からは山の中へと入っていく。

ちょっとだけ渋滞になった。
山の中に入ると、道幅なんてない。
人間一人が歩いていけるだけの登山道。

ここに一気に500人が入っていくので、渋滞はどうしても
発生してしまう。

止まっている間、パワーバーとハイドレーションのゲータレードで
給食&給水。

丹沢の山は標高こそ低いものの、海面近くからの
急勾配で以外ときつい。

一部、鎖場の上りがあったりして、走るどころか
両手両足を使って、這いつくばって上っていく。

グローブは荷物とともに置いてきてしまったが、
やはり装着してくれば良かった。
暑いけど、怪我するよりはマシだし。

山から下りて舗装林道をしばらく行くと第一関門、
八丁 11.5km。
まだまだ元気だ。

送信者 2012年6月3日


バナナとおいしい水を頂く。
冷たい水が、うまし!!

舗装林道がおわり、河原がコースになっている。
石ごろごろで走りにくい道だ。

後方で、ドタっとすごい音が!
おじいさんが倒れている。

悪い足場で豪快に転んでしまったようだ。
その場ですぐに立ち上がる事ができない。
顏から落ちたようで、痛みで起き上がれない。

すぐに、走行中止。
救援活動開始。
私の他にも心配して数名が周りに集ってきてくれた。
レース中なのに、皆やさしいな。

まずは話しかけて意識を確認。
ゆっくりその場に座るように起こしてあげる。
ハンカチを手渡してくれたので、それを川の水に
浸して、軽くしぼり転倒して打ち付けた頬にあてがう。

手も怪我をしていて、血が出ている。
絆創膏をちゃんと持参していらっしゃったので
それを貼ってあげる。

ようやく転倒の痛みとショックも和らいだ様子。
おじいさんの腕を私の肩にまわし、立ち上がってもらう。

幸いにも足腰には影響がないようで、走り出してくれた。

足場が悪いからしょうがないよ。
ゆっくりでいいから、少しずつ走っていきましょう。

しばらく一緒に走り、また、山道の急な登りに入っていった。

おじいさんとはここで別れたが、その後の第2関門では
時間切れでリタイヤになってしまった。

八丁は標高300m。
ここからどんどん上っていき、最高地点は800mを越える。
ランナーもまばらになり、前後の人もあまり入れ替わりは
なくなってきた。

追い越そうにも、こう急な上りと下りでは、前へ出る事も
できず、ずっと前の人を追いかけるだけになる。

第2のおじさん登場。

前を行くおじさんランナーがしゃべるしゃべる。
もう全然とまらない。

八丁過ぎからの山道のあいだずっと話し続けていた。
最初はこちらも話をしていいたが、いいかげん疲れてきたので
途中からは、はい、えー、はー、そうですかー、と
適当に相づちをうつだけにした。

送信者 2012年6月3日


北海道マラソンに毎年でているとか、
金さんの3ヶ月でフルマラソンを毎週観ていたとか、
肩を入れていくと、足がついてきて速くなるとか、
ホテルの6階には大きな風呂があるから、そこにランナーが
集ってくるとか(北海道マラソン)
朝から焼酎水割りを飲む習慣がついていたから
500ccの水を一気飲みして、焼酎を飲まないようにしたとか、
今回のトレイルランニングでは、最前列でスタートして
トップランナーのスタートダッシュが凄かったとか、
サブスリーランナーにどうしたら3時間で走れますかって
聞いたら、あなたには無理ですって言われたとか、
なんとか、かんとか、、、

送信者 2012年6月3日


山から舗装林道の下りになっても、横にくっついてきて
まだまだ話す話す、しゃべるしゃべる、
まったく音の無い山の中を走りたいのに、そのおじさんの話し声だけが
大きく響き渡る。

他のランナーも嫌そうだったな。

やっと下りで前へ出る事ができ、おじさんを振り切った。
悪い人ではないんだが、ちっとはレース中であること、
他のランナーのペースも考えて話しかけて欲しいものだ。

おじさんよ、おしゃべり好きなおじさんよ。

速くなりたいんなら、レース中の会話はやめときなさい。
2時間以上もぶっとおし話続けるそのエネルギーを足に使いなさい。


私もいつかは60歳を越える時が来る。
友だちも無く寂しいかもしれない。
すでに今現在も友だちなんてほとんどいない。
来るべき将来、私はこんな還暦ランナーにだけはなりたくない。

舗装林道をたんたんと下りきったところで、第二関門玄倉川橋
に到着。


送信者 2012年6月3日


バナナ、オレンジ、お水、梅しそを頂く。
ザックに入れてきたおにぎりをここで食べる。
食欲が無くなる前に、たくさん補給してエネルギー切れに
ならないように、腹をふくらませる。

少し休み過ぎたかな?

レース編その2に続く、、。


ciste Japan シスト日本

フランス発祥といわれるシスト。
宝探しゲームです。



OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.05

SUZUKI X-Adventureシリーズ SALOMON西丹沢アドベンチャートレイル in 山北 出発編

いよいよ初のトレイルランニング
西丹沢アドベンチャートレイルの当日です。

前日朝から、早起きして、当日も早起きの予定が
興奮しすぎて良く眠れず、4時半に目が覚めてしまう。
睡眠時間4時間半って、、、。

いつものようにトーストと珈琲の朝食。
フルマラソンの朝みたいに、御飯、もちは
無しで、普通にします。

スタート前にまだ時間があるので、現地に着いてから
また食べるからなっと。

荷物をまとめて、セローに積み込む。
久しぶりに林道ツーリングの朝みたいだな。

丹沢、玄倉には何度も行っているので、地図はいらないか。
でももう20年は走ってないなー。

ここ数年はがっちりゲートができてしまい、玄倉林道は
走れなくなったらしい。

あの真っ暗な素堀のトンネル、大石が崖から落ちてて
荒れていた頃の楽しかったあの玄倉はもうバイクでは走れない。

会場に早く着きたいので、高速を使う。
セローのキャブは強制開閉式のPWK28に替えたばかりで
まだ高速テストは行っていない。
いきなりのぶっつけ本番の高速走行なのだ。

トルクが一回り乗っかったので、あまりスロットルを開けなくても
スピードはのっていくる。

ただし、高速走行だとその負圧からか、多少スロットルバルブの
張り付きが出ているようで、ちょいとスピードのコントロールが
難しい感じがした。

高速おりて246。
ここで左にサンクスがある。
これを逃すともうこの先にはコンビニは無い。

おにぎりやサンドイッチ、水を買う。
数台の車は、西丹沢トレイルランニングに参加する
人達だった。
すでにもうタイツ履いてるよ。
スタートまで2時間近くあるのに、着替えてるなんて、、。


誘導に従って駐車場に入る。
車はだいぶ来ている。
バイクは自分以外にも2台停まっていた。

賑やかな会場。
スズキがスポンサーだからか、大型ツアラーバイクがゲートの
下で撮影されていたけど、地面が砂利なので全然走れず。
かといってスズキも最近はオフ車を出していないので、
こんなイベントにも最適なバイクがないとはな,,トホホのバイク業界。

トイレがやたら混んでいる。
でも小はすぐできた。
皆朝早く出てきているので、現地で大なのね。
すぐ向こうにもトイレがあるけど、会場にはその表示は無し。
親切ではないですな。

ついでにいうと、ゴミ箱も見当たらない。
ちょっとしたゴミを捨てようと受付でゴミ箱はどこですか?
と聞いていた参加者への回答は、こうだ。

ゴミは持ち帰りでお願いします。

だって、朝到着して、食べたおにぎりやパンの袋やペットボトル
ニューハレの紙なんかも、まったく捨てる事を許されない。
これが、トレイルランニングの鉄の掟なのか。

ツイッターで、ニューハレ+サポーターか
ニューハレ+CWX履くか
と呟いたところ、ニューハレのアクタさんから
当日朝ブースで相談にのりますって返事をもらっていた。

ニューハレブースに行ってみるが、サポート選手へのテーピングで
非常に忙しそうだった。

膝の状態を話して、相談するも、

まさかそんなに酷い状態とは、思わなかったので、、、

この待ち時間、無駄でした。

ま、アクタさんは医者じゃないからね。

ツイッターの返信なんか、皆適当だから、こちらも適当に
受けなきゃいけないな。

スタート前、着替えてからサンドイッチを食べて、トイレ。
おにぎり1個はザックに入れる。
雨の心配は無さそうだけど、ゴアテックスのカッパ上着だけ
は持っていく事にした。

ヒルが怖いので、塩水は持ってきたけど、消毒液や絆創膏は
すっかり忘れてきてしまった。

西丹沢アドベンチャートレイル in 山北


参加者は500名くらい。
スタートは午前10時に一斉にGO!

曇っていて遠くの景色は見えないけど、暑くもなく
寒くもなく、とても良い気象状況だ。


レース編に続く。

ciste Japan シスト日本

フランス発祥といわれるシスト。
宝探しゲームです。


OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア




| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.06.03

第1回 川崎ロゲイニング レース編

というわけで、川崎ロゲイニングのレース編です。
レースと言っても、カツカツではありません。
仲間と一緒に走り回って、楽しもう的な雰囲気で
まったりゆったりしています。

生田緑地の枡形山展望台がある広場が、集合場所です。
自分のエントリーナンバーが記載された地図をもらいます。

私は5時間の部で、スタートは10:00、ゴールは15:00まで
となります。

参加者は、地図をみて作戦を立ててます。
私は初めてなので、他の人達の作戦会議をちょこっと
聞いていたりします。
想定コースを蛍光ペンでマーキングしていくなど
なかなか本格的ですな。

このフォトロゲイニングは、走っても歩いても良い。
電車やバスも使えるというルールのため、
子供と一緒に家族参加もできます。

また走り過ぎて、膝や足首を壊してしばらく走れないわ、
何て人もリハビリがてら、歩きで参加もできます。

参加者は、マラソンランナーかトレイルランニングの
スタイルがほとんどでした。

私も西丹沢アドベンチャートレイル参戦に向けて、
モントレイルのトレランシューズと、ノースフェイスのマーチンウィングを
背負ってのテストという感じです。


さて10:00。5時間Bのスタート。
最初から迷うのが嫌だったので、場所がはっきりわかるところから
まわろうと、選んだのは20。

ここは駅前のドラえもん像。

20から21だと、遠回りになってこのルートを走ったのは
私しかいなかっただろうな。

20でドラえもんの写真を撮って、初CPゲット!

河原へ出て21ゲット。

ここからは、ほぼ地元。
多摩川河原のサイクリングロード、ではなく、河原ダートを走る。
これもトレイルランニングの練習をかねてだ。

スピードや周りの風景から次のCPを探すのを考えると、
土手上のサイクリングロードを走るのが鉄板でしょうね。

多摩川沿いのCPをゲットして、住宅地へ入っていく。
地図ばかり見て走っていたので、まったく気づかなかったけど
ここは昔住んでいたことのある二子新地だった。

結構、CP探しで迷っている人が多く、何人かのロゲイニング
ランナーを見かける。

地の利を生かし、一気にCP44へ向かう。
しかし、風景は15年以上前とは大きく変貌していて、
迷ってしまう。

昔住んでいたボロアパートも、小さなスーパーマーケットも
耳かきをしてくれた床屋もすべてなくなっていた。

やっとみつけたCP44小黒恵子童謡記念館。
ここにあひるが待っていた。

第3京浜を南下して一気に、高ポイントのCPを狙う。
暑くなってきた、もうばててきた感じ。
ジェル1個とおにぎり1個を給食。

CP43、46、47、神社お寺がCPになっている。
坂道が多くて、とんでもない急坂を下っていくうちに
親指に豆ができてしまった。

トレランシューズのインソールがまだ決まらない。
クッション性能を考慮して、SOFSOLE ソフソール ARCH アーチ を入れてみたのだが、
足が前方へ滑ってしまい、下りでは親指が痛い。

ソックスも同じく衝撃を考えて、ホシノVシステムソックスショートにしてみた。
これがシューズの中で、滑るんだよねー。
新品だから得にそうなのかな。

この組み合わせは、本番のトレイルランニングでは使えないな。


さてロゲイニング。
高ポイントの場所をまわり、残り時間を気にしながら戻ることに
少し前方を地図を持った女性が歩いたり、走ったりしている。

46蓮花寺にあるゴジラ像あたりから、ずっと同じルートを
まわっているようだ。

あまり近づくと、怪しまれるので、少し距離をあけて
追いかける形になった。

ポイントを探してくれるので、楽?

39、37を撮ってから、その女性はまっすぐ戻ったようだ。
3時間クラスの人かな?

私はさらにポイントを重ねるべく、45、42、を狙う。
45は今回唯一の三角点だ。

41も撮りたかったが、残り時間を考えてパス。
29、25、東名高速を見下ろし、パチリ。
高速の向こう側へ(西側)すすむ。

16の近くまできたけど、もう時間がない。
足が重くて走れない。

しかもゴールは、生田緑地の枡形山展望台。
つまり最後はずっと上りなのだ。

なんとか、息を切らして上り切り、5分前に到着。

トータル506ポイント
13位でした。
移動距離33km
なかなか良いトレーニングになりました。

OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア



| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »