東海道五十三次を走る 沼津〜原・左富士
抜けるような青空のもと、富士山を横に見ながらの
東海道の旅はさぞかし、気持ちの良いものだろう。
しかし真夏のど真ん中、電車や車の旅行者ではなく
私は自分の足のみが頼りの一人ジョギング東海道五十三次。
せっかく買った青春18切符を使わない手は無い。
しかし、その期限は9月10日まで。
夏の暑い時期、ちょっとした曇りの日に狙いを定めて
旧東海道のジョギングの続きを走る。
というわけで、8月18日今日は一日曇りのち雨。
ついに始発電車での出発になった。
朝4時半起床して、朝飯抜きで駅へ行く。
私鉄からJRに乗り換える。
なんとラッキー、東海道線は沼津行きだ!
ほとんどは熱海行きだから、乗り換えが必要となり、
時間のロスもあるのだが、一気に行ける。
早起きは三文の得。
朝早い電車なのに結構混んでいる。
新潟へ行ったときと同じように、青春18切符組が乗っているのだ。
鉄道の話やら、乗り換えの接続とどうだとか、
テッチャンの話には、ついていけない。
私は、そんな早朝のうるさい車内で少しでも睡眠をとることに
専念したのだ。
車窓なんかどうでもいいのは、いつもと同じ。
沼津駅に到着。
まずは腹ごしらえ、っか。
ドトールに行こうかと思ったけど、せっかくの良い天気(曇り空)なので
すぐにジョギングをスタートすることにした。
駅から沼津城跡まで歩きながら、おにぎりを食べて歩く。
晴天続きで30℃を越える日々の合間の貴重な曇り。
今日しかない!
と思ったのだが、走り出したら蒸し暑くてたまらない。
松長の一里塚跡。
石碑は立派だけど、当時の面影は欠片も無い。
原宿
といえば、東京の原宿が思い浮かぶようになった私は
もうすっかり東京人か。
人生の半分以上は東京になってしまったからな。
生まれは愛知県、育ちは熊本県なのだが、社会人はほとんど関東だ。
で、旧東海道の原宿は面影はなく、記念碑だけが東木戸跡と
西木戸跡にありましたとさ。
西一本松
どんと立派な一本松があります。
そのまま、西一本松がバス停にもなっているのです。
しかし、このあたり、ずーっと道が直線でただただ単調。
走っていて、何も楽しくない。
おまけにコンビニやお店もほとんどない。
曇り空だけど蒸し暑くて、なかなかペースは上がらず、、。
道路沿いの家は大きくて、書庫があり、外にも水道の蛇口が
ついています。
暑くて水をかぶりたいのですが、公園がないんです。
だからといって勝手によそんちの水道を拝借するわけにはいかず、
なんとか会館とか、明らかに今は人がいないところで外にある
蛇口から水を頂きました。
頭から、水をかぶって、Tシャツもびちょびちょになるのですが
暑いので走っていると、すぐに乾いてしまいます。
鉄道を横切りました。
東海道新幹線、ではなく、ローカル線です。
まったく電車が来る気配がないので、堂々と写真を
撮ったりしてみました。
富士市に入りました。
ずっと変わらずの直線道路が続きます。
単調で、暑さもあり頭がボーっとしてきました。
柏原
幕府のお達しでは、基本的に宿場以外での宿泊は禁止されていた。
しかし、宿場間の距離が長い場合や峠越えなどの難路の場合、
宿場間に休憩用の宿が置かれ、間の宿と呼ばれた。
ここ柏原は、間の宿だったようだ。
いまは何も残っていない。
増田平四郎の像と一里塚跡
浮島沼の干拓に生涯を捧げ、「スイホシ」と呼ばれる排水路の大工事を
行った偉人。
現在はその跡に「昭和放水路」ができている。
この付近に江戸から33里の一里塚があったという。
大野屋さんで休憩。
自販機の缶コーラが100円。
ベンチでコーラをグビグビ、はあ〜生き返る。
飲み終わった後に、お店のおばさんに
「外にある水道の水をもらっていいですか?」
とお願いして、頭から水道水をかぶり、Tシャツも濡らす。
これがないと、夏のジョギングはやってられない。
死んじゃうからね。
でた〜!!
名勝 左富士!!
って富士山はどこだ?
真夏のジョギングなので、わざと曇りのち雨の日に走っているので
しょうがないとはいえ、やっぱりこの一番のポイントで富士山が
全く見えないというのは残念至極。
左富士神社
旅の途中の神社はありがたいね〜。
だって水があるもん。
口をゆすいで、手を洗って、頭から水をかけて、水をかけて、
水をかけて、水をかけて、水をかけて、水をかけて、水をかけて、水をかけて、
そして旅の無事をお祈りするのですよ。
神社にあったこの下駄。
なんで丸いのでしょうか?
景観重要樹木 旧東海道左富士の松
太い幹が歴史を感じさせ、往時の東海道左富士の
松並木の風景をしのばせる貴重な樹木。
ここで富士山が見えれば、感動ものですな。
平家越の碑
治承4年(1180)源平の富士川の合戦の際、富士沼(浮島ヶ原)の
水鳥が群れ立つ羽音に驚いた平家は、源氏の襲来かと思いそのまま
逃げ去ったという。
その場所がこの付近と伝えられている。
そして、ここには、素晴らしい水場があります!
どかっと勢い良く出て来る水、水、水!
感激であります。
吉原宿の変遷です。
こんなに移動しているんですね。
さて、もうすぐ吉原宿に入っていきますよ。
今でもこん素晴らしい絵が入手できます。
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