J-KINGの独り言

横浜にある象の鼻桟橋。　２０１２年９月２日

象の鼻のように、長ーい桟橋が海に突き出ており、
大型船でも停泊出来るようになっている。

と、或る日、そこに巨大なブリッジが、反対側からも確認出来た。

なんだ、なんだと行ってみると、そこには、南極観測船しらせが
停泊しており、無料で一般公開されていた。

もちろん乗船なのです。

間近で見ると、でっかいです！
そして高いです。

船内に入ってまず乗員さんの部屋が並んでいるフロアーを
あるいて移動。
その奥には、偉い人の部屋や、会議室、食堂などがあり
ここが所謂生活スペースフロアなんでしょうね。

床屋さんもあります。
ちゃんとトリコロールカラーのクルクル回転灯もあるんですが
これって必要なのかな？
歯医者さんも同行されるそうです。

神棚

会議室＆大食堂

まるで消防署なみの装備です。

歴代のしらせの模型です。
最初の白瀬矗南極探検の時の開南丸が本当に小さくて
これで本当に南極へ行くなんて、それはそれはすんごい探検だなーと
感じてしまいました。

スノーモービルは、でっかくてパワーのあるYAMAHA製。
水冷４サイクル４バルブ
973cc
燃料タンク４０L
しらせには４台保有。

南極の石。

南極の氷。
５億年前の氷らしい？

手をのせていると、プチプチっと気泡のはじける音が聞こえます。

階段をどんどん上っていきます。
５階以上の建物を一気に上った感じで、ようやく
ブリッジに到着です。

ここからの眺めは舟の先端から、遠く南極が見えるのです？

たくさんの計器類や操作機器が、ぎっしり、と思いきや
案外あっさりとして、すっきりしてあまり複雑な感じはありません。

ここで進路変更とかやるのかな？

ブライト艦長だとこんな眺めですな。

起床と消灯のときには、ラッパを吹くのですか？

知りません。

羅針盤。
グランドラインはどっちですか？

知りません。

地図、いや海図ですか。

おおっ！
これは、左右に長い望遠鏡。
これで敵艦までの距離がわかるんですね！
今も使われていることはないでしょうね。

非常に興味深い体験でした。
まったく南極には知識なしですが、実物のしらせをみると
なぜか南極観測が身近に感じてきますね。

さようなら、しらせ。

乗船日：２０１２年９月２日

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