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2013.01.26

黄金を抱いて翔べ

映画化されて話題になった作品、「黄金を抱いて翔べ」。

その原作を読んだ。


高村薫、お、女だったんだ。

その作品はいくつも映像化されており、本屋でも平積みの人気作家だ。
今まで読んだ事はなかった。

勝手な思い込みで、ずっとワイルドな男性だと思っていたが、
なんと女性作家さんだった。

黄金を抱いて翔べ、は銀行強盗の物語だ、大泥棒チームなのだ。
しかも現金ではなく、金なのだ。

銀行の地下金庫にいったいどれくらいの金が保管されているのか
わからないけど、重くて嵩張る金を盗み出そうなんて、、。

そこには、執念というyか盗みの美学というか、意地というか
まあそんな男達のこだわりがあるのだ。

だから、それが面白い。
簡単に現金とかデータとかじゃないんだ。
そう金塊を盗む事に意味があるんだ。

様々な過去を持つ男たちが、金塊強盗のために集ってくる。
準備期間のプロセス、各メンバーの強烈なキャラクター、北朝鮮のスパイ。


そして、綿密な銀行強盗計画が遂に実行に移される。
予定通りの進行とはならず、本番当日での番狂わせが、、。

ラストは以外だった。
私の予想とは反して、それは成功したのだった。
完全にうまくいったとは言えないが、確かに金は手に入ったのだ。

それはちょっと納得できないラストだった。

私なら、、いやこんな展開を考えていた。

現場から逃亡したがすぐに捕まり、メンバーはすべて芋づる式に
警察の手に。
自ら命を絶った者、途中で死んでいった者、結局 黄金はすぐに泡となり
消えてしまった、、、。

映画ではどんな展開になったいたのか、ラストはどう描かれているの
だろうか。

とても気になっていたのに、既に映画はもうどこも上映されていなかった。
嗚呼、残念。


でも高村薫、これが作家デビュー作品というから、すごい実力の持ち主だな。



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