トレランシューズ 比較 モントレイル サロモン
モントレイル マウンテンマゾヒスト2 と サロモン XR CROSSMAX GUIDANCE
今この2足をトレイルランニング用として持っている。
レースでの使用は、マウンテンマゾヒストしかない。
サロモン XR CROSSMAX GUIDANCEはまだ買って間もなく、
多摩川の河原くらいしか、ダートでは走っていない。
この2足のインプレとそれぞれの長所、短所を感じるままに書き留めておく。
全体のフィット感
これは、マウンテンマゾヒストが抜群に良い。
足全体を包み込むような、やさしい感触はとても好感触。
これに比べるとXR CROSSMAX GUIDANCEは、やや固い感じがする。
ソール
マウンテンマゾヒストは、厚く思いが固さは、さほど感じない。
これに比べXR CROSSMAX GUIDANCEは、やや薄いが、固い。
しっかりした踏ん張りが効くが、ロードでは辛い。
靴ひも シューレース
マウンテンマゾヒストが、一般的な靴ひもで縛り上げるタイプで
特に何も問題は無い。紐や縛り方は人それぞれで良いかと。
これに対し、XR CROSSMAX GUIDANCEは、細い紐がループ状に
なっていて、上に引き上げて締め付けストッパーで止めるタイプ。
クイックタイプは、手袋をしたままでも、わずか数秒で締められるのが
良いのだが、細かい調整ができにくいようだ。
足首近くは強めで、足の甲あたりは、やや緩めに縛りたいと
いった場合には、調整が面倒で、結局、従来の靴ひもと
同じくらい時間がかかってしまう。
このタイプに、私がまったく慣れていないせいもあり、初めて
XR CROSSMAX GUIDANCEで多摩川ダートを走った時には、
しょっちゅう立ち止まって、クイックシューレースの調整を行う
必要があった。
自分の足にぴったりのセッティングを探り出すまでは、もっと走る回数が
必要だと思う。
ソールパターン
マウンテンマゾヒストは、前足部に大きめのアングルブレード
(大きなスリット状の溝)があり、
ここでしっかりとグリップさせるようになっている。
しかし、これは、横に長い溝のため、全方向でグリップが
良いというわけではない。
私はこのシューズでの下りでは、足先を内側へ30から45度
向けて、下り斜面に対してソールの溝がちょうど90度になるように
している。
これで、しっかりと地面をとらえて、ストップし滑らない。
しかし、大きく衝撃がかかると横滑りする可能性がある。
オフロードバイクのタイヤでいうと、ミシュランT63に似ている。
対して、サロモン XR CROSSMAX GUIDANCEは、V字型の
小さなブロックが並んでいる。
これのVがシューズ後方に向いているので、上りでのグリップ
を重視しているような作りだ。
上りでもぐいぐいと走っていけるランナーは効果が期待できるが、
平地と下りしか走れない私のような遅い人には、役立たずだ。
Vの向きを逆にして、下りでのグリップ重視にすれば良かったのに
残念な作りだ。
グリップ自体は、どの方向からでも踏ん張る感じがあって
マウンテンマゾヒストのような、足の向きを変えることはなく
いい加減でも対応してくれる。
固いソールは、草地や柔らかい土の路面で食い込んで
グリップは上々だ。
砂利では、その固さが仇となり、浮いた感じで足にも衝撃が残る。
私の使い方。
距離で使い分けようと考えている。
サロモン XR CROSSMAX GUIDANCEは、短距離用。
マウンテンマゾヒストは、長距離用。
柔らかい路面では、サロモン XR CROSSMAX GUIDANCE。
土がソールの溝につまりにくいから、グリップが悪くならない。
固い路面では、マウンテンマゾヒスト2。
柔らかいソールは、固い路面や砂利で有利。
雨の土路面などでは、すぐに溝がつまってしまいグリップ不足に
なると思われる。
どんな路面もロードもトレイルも万能に使えるような
そんなシューズはないもんかなー?
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