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2013.03.02

東京マラソン2013 ボランティア活動

2013年2月24日 日本最大の市民マラソン
東京マラソン2013が開催。

昨年は、見事サブ4達成できた。
今年は抽選で外れたので、ボランティアでランナーを
サポートする側にたった。

ランナーが3万人以上、ボランティアも1万人以上だから驚き。
しかもボランティアも結構人気があって、年明けで応募しても
もう既に定員オーバーで締め切られてる。

応募時点で、希望ブロックを3つまで選定できる。

どこになるかは、大会の1ヶ月くらいまでわからなかったかな?

で、私は希望が叶って品川ブロック17km地点の給水所5班。
場所は、JR田町駅のすぐそばで、道路沿いにコンビニがあるという
絶好のロケーション。

コンビニで食料も買えるし、綺麗なトイレも使わせてもらいました。

8時に集合。
ボランティアリーダーの説明を受けて、まずは全員で簡単に
自己紹介。
グループできている人や、夫婦参加の人など
年齢や性別はバラバラだけど、皆、東京マラソンに
ボランティアとして参加することに期待ワクワクなのだ。

8時30分くらいから交通規制が始まり、車が少なくなってくる。
トラックが到着して、そこから荷物を下ろす。

テーブルを組み立てて、その上に紙コップを並べていき
そこへクリスタルカイザーを注いでいく。
水はコップの1/3くらいでOK。
私はマラソン経験者だけど、ボランティアメンバーは、ランニングの
経験がまったく無い人も多い。

気持ちはわかるけど、水はほんのちょっとでOKですよ。

紙コップに水をいれたら、ボール紙を置いて、2段目を同じように
紙コップを並べて作っていく。
3段目は、紙コップの数を5個くらいと少しだけで下が潰れないようにする。

後はランナーを待つだけだけど、この日は、風が強かった。

紙コップや、ゴミ箱用のでっかい段ボールがコロコロと道路上に
転がっていき、慌てて拾い集めた。


9時に車椅子ランナースタート。
9時10分フルマラソンのランナーがスタート。

待機している田町駅前は、車も人も無く、ひっそりとしていて
ここが東京のど真ん中なのか?というほど不思議な空間と空白だった。

やがて車椅子のトップ集団が走ってきた。
間近で観るとそのスピードに圧倒される。
しかもスリップストリームを使った追走は、前者からわずか30cmほどしか
距離が空いておらず、ギリギリ限界の素晴らしいバトルだった。

車椅子ランナーは、ペットボトルをマシンのフレームに固定して
走っているので、給水所の仕事はない。


ピンク色の派手なトラック中継車。
フルマラソンのトップランナーがやってきた。

1km3分という超人的なスピードで駆け抜けていくランナー。
足の長いアフリカのランナーが多いようだ。
日本人も食らいついている。

サブ3ランナーがくるころには、集団となってきて、給水所の
水をとっていくランナーが増えてきた。

しかし、給水所で追加で準備を急ぐ事はなく、あまり水をとっていく
ランナーはいなかった。
とても風が強く、寒かったからだろう。

ゴミ箱に入らずに道路に捨てられた紙コップを、時々拾い集める
くらいしか仕事はなく。

レース中はほとんどランナーの応援に終始した。

20人くらいは知っている人が走っているのだけど、誰も探し出せない。
そんな中、私に声をかけてくれたランナーがいた!

A達さんではないか!

脚のコンディションが悪く、直前までテーピングでぐるぐる巻き
状態だったので、走れても完走がやっとだろう、なんて言っていたけど
4時間半くらいの集団の中で元気良く走っていった。

皆、頑張れ!
ここはまだ17km。スピードは抑えて、マイペースでそのまま
まだまだ序盤、こんなところで負けてはダメだ!


サブ4、サブ5のランナーが通り過ぎていくと、徐々に道路は閑散としてくる。

トップランナーたちの走りからずっと見ているので、なんだか急に
スローモーションのように見えてくる。

走るというより、歩いている感じのランナーが多くなった。
もうトボトボもいいところだ。
向こう側の道路(12km地点)をついに最終チェックの車と
関門アウトランナーの回収バスが走ってきた。

完全に歩いてランナーもいる。
もう道路へ出ても危なくないので、紙コップをもっていき

「お水いかがですか? 大丈夫ですか?」

と声をかけて紙コップを渡したりしているボランティアの人もいる。

重い足を引きずるように走りながらも、ありがとうと
手を振っていくランナー。

こちらこそ、ありがとう。

その日、給水所の水は半分以上残った。
片付けはあっという間に終わった。
すぐにゴミの回収トラックがきて、ゴミを積み込んでいく。
テーブルや残った水、箒やその他の備品も運ばれていき。
すぐに交通規制は解除され、また元の休日の東京に戻った。

つい30分前までのあの興奮と喧噪は、夢か幻か。
東京マラソンという、不思議な空間に包まれたわずか5時間。

何か本当に幻を見ていたのか、夢の世界に迷いこんでいたのか。
そんな不思議感覚を体に染み込ませて、駅の改札を抜け帰宅した。


東京マラソン ボランティアメモ

ボランティア参加希望の場合は、東京マラソン公式サイトで
その募集情報をチェックしよう。
大会エントリーの2次募集が終了し、今年も外れちゃったか、
という時期にボランティアの募集が始まる。

ランナーの受付である東京マラソンEXPOと大会当日のどちらか
また両方にもボランティアとして参加できる。

当日は朝が早いので、自宅から必ず指定の時刻場所に
集合する。

キャップとコートはもらえる。
ボランティア活動中は必ず着用し、活動終了後に応援に行く時には
そのコートとキャップは、外すこと。
ボランティスタッフが仕事せずに応援していると見られるため。

活動中は個人的な携帯電話、スマホ、デジカメの使用禁止。
荷物預かりは無いので、近くのコインロッカーに預けるか小さく
まとめてウエストバックかザックに背負う。

外での活動なので、体がとても冷えることを想定して、厚着で行く。
給水所なら濡れることもあるので、ゴム長靴もありかと思う。
私はゴアテックスのシリオの登山靴を履いていった。

さらに100円ショップで買ったカイロを幾つか身につけていたけど、
これはあまり温かくならなかった。
やはり薬局でちゃんとしたカイロを買えば良かった。

小さめのサーモボトルに熱々の紅茶を入れて持っていった。
これは活動中で少し飲んで暖まった。
交代しながら休憩してもいいよ とリーダーには言われたけれど
誰も休憩することはなかったし、ランナーが、途切れる事なく走って
きたら、誰もその場を離れることはなかった。


いったん帰宅してシャワーを浴び、再び電車に乗って
大崎へ、

ここで、東京マラソン打ち上げ呑み会に参加。

来年は走れるかな>東京マラソン2014



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