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2013.03.13

Izu trail journey レース編2

森の中の道をおえて、林道に入る。
ここは、長九郎林道かな。


Izu trail journey 長九郎林道


その昔、伊豆の林道もオフロードバイクで走る事も出来た。
当然、ここも走っている。
伊豆で林道ツーリングがまともに出来なくなって、もう20年以上経つかな〜。

山岳コースを走る事が好きなトレイルランナーには、優し過ぎて
つまらないコース設定かもしれない。
しかしまだ経験の少ないランナーや、初心者には安全に走れるコースだ。

ほぼロードのランニングと同じようにできて、両手も空いているので
走りながら補給も行う。
ジェルだけでは飽きてくるし、やはりあれは美味しくない。

今回初めて用意してきた行動食は、
レーズンとアーモンドこれを小さなジップロックに入れて
すぐ取り出せるフロントのポケットに入れた。
アーモンドは疲労回復に効果がある、、らしい。

Izu trail journey 行動食


本来このポケットは、ドリンクボトルを入れる所だが、胸の前でボトルがたぷんたぷんと
大きく上下動するは、落ち着かなくて走りに集中できないので軽いものしか入れなくなった。

また塩熱サプリと、コムレケアも同じく小さなジップロックに入れて
ときどき食べながら走った。
このくらいならば、止まる必要はない。

今回は足がつる ことはなかった。
前回のレース、三浦半島縦断トレイルランでは、序盤から両足つってしまい
騙し騙し走るしかなかった。
完全にミネラル不足だったと思う。


自分も険しい山間部では、とても走って行けないので、ここぞとばかり
ガシガシと走ってどんどん追い越して順位を上げる。

追い越したランナーから
「J-KINGさん!」
と声をかけられた。

ツイッターでつながっている、いわともさんだった。
ネットでは繋がっているが、リアルにお会いしたのは初めて
挨拶もそこそこに、今は調子がいいので、ここではしっかり
走って行きますとまたあとで会いましょうと別れた。

(残念ながら、いわともさんは第3関門でリタイヤとなったらしい)

林道を下り切って、黄金橋のエイドでトイレに並ぶ。
途中ずっとトイレはなかったし、今後またエイドまではトイレ無し。
我慢できなくはないけど、並んでしまった。

Izu trail journey 黄金橋のエイド


並んでいる時間がすごく長くて、体がすっかり冷えてしまった。
バナナやお餅を頂き、水を補給してやっと走りだしたのは
何と44分後だった。

ここでのトイレは、完全に失敗だった。
次までは我慢できたし、次の方が混んでいなかったのだ。
トイレで止まらなければ、近藤真彦さんと同じくらいで
ゴールできていたかもしれない。

(あの近藤マッチさんが、このレースに参加されていました。完走してます。
 タイムは私より35分くらい速かったみたいです)

荻野入林道、二本杉林道と走り、また山間部の細いトレイルになった。

Izu trail journey スタート

ところどころに、「SLOW DOWN」の黄色い目印があり、道が半分崩れていたり
急な窪みができていたりして、危険な山道で標高をあげていく。

黄色いテープをザックに付けて走っているランナーがいる。
近くで見ると、ウルトラトレイル マウントフジ と黒文字で読み取れる。
この人達は、UTMFに参加した人たちなのか?
そのタグを自慢げにザックにぶら下げて走っているというわけかな。

でもそんなランナーを何人も抜いたけど、UTMFは出れたけど、この
Izu trail journey は、私とあまり変わらないレベルなのかな。

山間部上りはもうあまりなくなった。
ゆっくりと上り下りを繰り返している。

標高は、ガーミン910XTの表示でついに1000mを超えた。
山肌には、一部まだ雪が残っている。


Izu trail journey 雪

大きく道まではみ出した木の枝に、一度頭をぶつけた。
背の高い人は、大きく腰をかがめなければいけないので
後ろから見ているととても苦労していて、走りにくそうだった。

年中尾根に打ち当たる強風のせいで、木が真横に枝を伸ばしている。
奇妙な光景だ。

そして木がなくなり、視界が開けると風速20mくらいで冷たい横風が
体もろとも、トレイルから横へ押し出そうとする。
その風に、一気に体温は奪われ、いつのまにかモンベルのジャケットを着ていた。
それでも寒風は、裂くように身にしみて寒い。


強風を真横から猛烈に浴びながら、下りを突っ走る。
下った先に舗装道路があり、そこが仁科峠のエイドだ。

Izu trail journey 仁科峠


ここには、うどんがあると記載されていた。
期待していたが、それは300円ということだった。

Izu trail journey 仁科峠

体が冷えて、手がかじかんでいる。
まさかレース中に現金を使う事になるとは、考えてもいなかったので
ジップロックに入れた財布は、ザックの一番下にある。
それを取り出して、お金を出して、うどんを下さい、と言いたいけれども
そんな時間も、手間もかけたくない。


本当に必要なランナーにそんな余裕はないのだ。
せめて説明には、うどんは有料で一杯300円と明示して欲しかった。
期待した私もアホだった。

ここではカップ一杯のコーラだけもらって、また風の中を先へ進んだ。
あせってザックの中を探ったせいか、フラスクに入れたジェル以外の
サプリメントが見つからなかった。
ザックのファスナーが、豪快に空いていた事もあり、どこかでその
予備サプリ袋を落としてしまったようだ。
ああ、ベスパとか新型メダリストとかが、、消えてしまった。

Izu trail journey 仁科峠


OUTBACK AUSTRALIA アウトバック・オーストラリア



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