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2015.09.09

なぜ長距離を走ると食べ物を受け付けなくなるのか?

食べ物も飲み物も、受け付けなくなってしまう
こんな状態からはリタイヤするしかありませんね。


胃腸が止まってしまうのは、簡単に言うと走りすぎだからです。
通常の生活であれば、激しい運動が終わって給水、補給があって
胃腸が動き出す時間に入る。
ところがウルトラやロングトレイルで走り続けていると、

体は、これは胃腸タイムどころではない、とにかく脚への
血液、リンパの循環、壊れた細胞の再生を続けなきゃいかん
と判断し、胃腸の動きを止めてしまいます。

これは、プロのトップランナーでも私のようなギリギリランナー
でも同じことが起こりえます。
体の症状なので、レース中にこうなる可能性もあります。

ではその対策はどうしたらよいでしょうか。

食欲がなくなるまで、走り過ぎないこと。
速い人やタイムを狙っている人ほど、前半オーバーペースで
全ての機能を脚に集中させてしまいます。
そのまま続けていると胃腸がストップしてしまいます。

食欲がなくなるまで、追い込まないこと、
下りで全力脚力ダッシュをしないこと。
常に余力を残して脚を温存してペースを作ること。
(私の場合は、登りは全て歩きとなります)

エイドで食欲がないようだったら、そのあとは脚を休める走りで
胃腸が動き出すように体を普通の状態に戻しましょう。
もちろんこれでタイムは伸びてしまいますが、何も補給できずに
リタイヤするよりはマシでしょうか。

初めての100kmマラソンでは、フィニッシュ後には全く食欲がなく
数時間経ってようやく元気になったので、家族と寿司屋へ行き
ルービーで乾杯!
しかし、これがよくなかった。
まだ胃腸は止まったままだったので、帰宅後から下痢が続いて
3日間くらいまともな食事ができなかった。

今では、上記のような体が変化する仕組みがわかった(個人的な見解です)
ので、STYでもエイドでモリモリ食べて、胃腸が止まることは
ありませんでした。





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