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2019年7月

2019.07.14

ニュー・シネマ・パラダイス 閉館(泣)

名作だと知っていてもずっと観れない映画もある。
それが、ニュー・シネマ・パラダイスだ。
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映画館がなくなるストーリーだと聞いていた、、これは観てはいけない、悲しいすぎるわ、
と思いずっと観ることができなかった映画、名画。

先日、アマゾンプライムで観た。

中学高校の時期に、片道役30kmをバス代をケチって自転車で自走。
小銭を握りしめて、リバイバル上映専門の映画館に通っていた。
新作も観ていた。2本立てが多かったので今よりお得だった。
年間30本以上は観ていたと思う。

300円で古い映画が観れた。
ブルース・リーやジャッキー・チェン、スター・ウォーズも
リバイバル上映で観た。

試写会にも行った。抽選でスポンサーのサングラスがあたって
初めて(最初で最後か?)映画館のステージに上がってその景品をもらった。

中学生には全く似合わない、でっかいおばちゃんがつけるサングラスがその景品だった。
スクリーンには穴が開いていて裏側にでっかいスピーカーが設置されているのを知った。

それから20年くらい経ってからだろうか。久しぶりの熊本に帰省したおりに
市内でセンターシネマを探しただが、、ない、記憶を辿って歩き回るが無い!
そんなのとっくの昔になくなったよ、と地元の人。
上通の入り口近くにあった映画館もなくなっていた。

玉名市に親戚がある。
正月に遊び行ったとき、叔父が映画館はもうすぐ無くなるよ、
と言ったので迷わず行ってきた。
私以外には家族連れが1組だけ。上映されていたのは、大好きなジャッキー・チェンの
ヤングマスターだった。
その錦館ももう今はない。

父が字を書くと、ブロック体のようなテレビや映画の字幕のような感じの
真四角な活字のような字だった。
若い頃、映写技師をやっていて看板も描いていた。
そのため、四角い枠にびっしりのブロックみたいな字しか書けなくなっていた。
たぶん絵もうまかったに違いない。
父が働いていた映画館は地元の田舎町唯一の娯楽施設だったらしい。


遠く後ろの映写室からフィルムが投影され、右から左へと切り替わる。
別のロールに巻き取っている。
のぞき窓から、スクリーンを見つめているオジサン。

私が映画館に通っていた当時はそんな光景が薄暗い中にあった。
あの部屋に入ってみたい。
あの場所から観る映画はきっと一番素晴らしいに違いない。
そんな妄想がいつも頭の中に霞んでいた。

私が子供の頃通っていた映画館はもう1館も残っていない。
全て消えてしまった。
建物は生き物と違い生命はないのだが、なぜだろう?
なぜこんなに悲しいのだろうか。

やはり、ニュー・シネマ・パラダイスを観たら、とても悲しくなった。
泣きそうになった。
薄暗くて汚くて、クッションがふわふわで心地悪い椅子の映画館が
次々と私の頭の中に蘇ってきた。
そして、何かを問いかけてきたような気がした。

映画館が無くなる。
笑い悲しみ驚き、共に同じ時間を過ごした友を失くすようなものだのだろう。


 



 


 


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