ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実
ベトナム戦争で多くの兵士の命を救った実在の米空軍兵ウィリアム・H・ピッツェンバーガー
の知られざる真実を描いた社会派ドラマ。
本作はピーター・フォンダの遺作となった。
星4つ
急な展開もなく、淡々とすすむ映画だが長時間飽きずに
見入ってしまった。
実話が元になっているだけに、興味深いストーリーだ。
日本では、第2次世界大戦以降、戦争に行った人はいない。
93年オーストラリアにいるときには
多くの退役軍人と会うことがあった。
ある人は、日本人か! と吐き捨て、唾をはいた
またある人は、クレ、ヨコスカ にいたことがある
と話してくれた。
彼らは日本を経由して、朝鮮半島やベトナムへ行っていたのだ。
驚きだった。
日本にはもう戦争経験(従軍)がある人はいないというのに
ここ(オーストラリア、ニュージーランド)には
退役後に4WDやキャンピングカーでのんびり旅をする人たちがいた。
呑まないか? 日本人。
貧乏野宿ライダーの私に、
ビールやラム&コークを呑ませくれた。
誇らしげに、勲章やバッヂのついたシャツを着ていた。
この映画をみて、そんなことを
ふと思い出した。
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