100円ワラーチの作り方
子供の頃は、裸足が普通だった。
通っていた小学校では、皆、はだしで走り回っていて
体育も運動会も裸足だった。
秋の運動会までは、裸足でその後は寒くなってサッカーも
やるので靴を履いて体育も。
グランドから校舎へ入るところに、足専用の洗い場があって
(プールにはよくある)そこで足を洗って、校舎へ入り教室へ戻る。
中学からはいつも靴を履くようになってしまった。
若い頃、オーストラリアとニュージーランドを旅した。
そこでまた裸足生活が再開した。
田舎だけではなく、シドニーのような大都市でも裸足で
街を歩いている人はよく見かけた。
日本と違い、家の中でも靴を脱がないので、裸足になるのは
シャワーを浴びるときと寝るときだけ。
これが裸足になるとずっとそのままでいいのだ。
寝る前に汚れが気になっていたら、ちょっとだけ足を拭いて
ベッドに入っていた。
裸足話はまだ続く、、
オーストラリアをバイクツーリングしているとき、クイーンズランド州の
ケアンズよりも北の小さな町で郵便局へいった。
5人位並んでいて大人しく待っていた。
靴を履いているのは、私だけだった。
アウトバックでは、作業用ブーツを履いて仕事している人が
ほとんどだが、仕事が終わるとブーツは脱いでしまう。
泥汚れのブーツで家の中に入ることは、マナー違反なので
玄関でブーツを脱いで中に入る。
バイクは無理だが、車の運転くらいなら裸足でも問題ない。
安物の靴が壊れてしまい捨ててしまった。
その後のバイクツーリングでは、オフロードブーツだけで
バイクをおりてからはほとんど裸足生活。
ケアンズ滞在中に同じバックパッカーズにいた日本人にカジノへ
行こうと誘われたので、持っていた綺麗なシャツと短パンで
武装したのだが、裸足では入れてくれませんよ!
と言われてしまった。
ランニングをするようになって、真夏のトレーニングあとは、シャツもパンツも
そしてシューズも汗や泥汚れでグチョグチョになってしまう。
銭湯ですっきりしたあとに、またあのシューズは履きたくない。
服は着ているけど、足は生!
裸足で帰宅なのだ。
裸足の開放感に慣れてしまうと、もうシューズは履きたくない。
というわけで、(前置き長いな)巷でもはや珍しくもなくなった
ワラーチとやらを作ってみることにした。
しかも、100円で出来ないものか、っと。
ビブラムソールを使うのが一般的みたいだけど、1枚1800円して
1足しか作れない。
そのカット、切り出しを失敗すれば、終わりだ。
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そこで、100円で買ってきたのが、ジョイントマット!
これで1足作れる大きさだ。
(足のサイズが28cm以上だと厳しいかも、、)
紐は大量に持っているパラコードを使う。
ロスコの550パラシュートコード。
550は耐荷重の数値で550ポンド。約250kgってことです。
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材料は、
ジョイントマット
パラコード
道具は、
キリ、ハサミ、ライター
ライターは、パラコードの端を炙って整えるために使う。
作り方
ジョイントマットに足をのせて、ペンで周囲を書いて型をとる。
穴を開ける位置に、ペンでマークする
親指と人差し指の付け根鼻緒部分、足の外側、内側、の3箇所。
ハサミでペンで書いたものより大きめにカット。
3箇所をキリで穴あけ。ジョイントマットはキリで簡単にできる。
ポンチやハンマーなんか使わない。
パラコードを通して足に合わせて巻いていく。
家の中で、装着して早速そのまま外へレチゴー!
パラコードの締め具合を調整しながら、歩いてみる。
なかなか良い感触だ。
ビブラムソールもアマゾンで注文済みで今日到着予定だけど、
100円ジョイントマットで十分なので、すぐには使わないな。
ワラーチ散歩しながらのIngress。
右足の外側の穴がちぎれてしまった!!
少し際に穴を開けたのが、悪かったようでパラコードを少し
締め直して歩いていたら、穴が外側に切れてしまった。
柔らかくて耐久性がないのが、ジョイントマットの欠点かもしれない。
でも、また100円で再制作できるから、コスパ最高。
アマゾンプライムからビブラムソールが届くか、100円でジョイントマット買うか
今日はどっちが早いかな。
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