奇跡の2000マイル
原作 Tracks :Robyn Davidson
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実話をもとにして作られた映画。
砂埃が舞うオーストラリア中央部の町アリス・スプリングス。
うまくいかない人生に変化を求め、家族や友だちから離れて、たったひとり都会からこの町にやってきた24歳の女性ロビン。
彼女がこの地を訪れた目的は、とてつもなく広大な西部の砂漠地帯を踏破し、
インド洋を目指す冒険の旅に出ること。
町のパブで働きながら牧場でラクダの調教を学び、旅の準備を整えたロビンは、
荷物持ちとなる4頭のラクダと、いつも心の支えになってくれる愛犬を引き連れて、
いよいよ町を出発。圧倒的な大自然のなかを、自らの足でしっかりと大地を踏みしめて一歩ずつ前進していく。
やがてこの波乱に満ちた旅の道程で、ロビンは一生の宝物になるような出会いと経験を重ねていくのだった…。
映画としては退屈でつまらない作品。
ただ実話ということであまり誇張した表現にはしなかったのかもしれない。
アリススプリングスから西へのルートはいつくかあるが、
私がたどったのは、ワーバートン〜ドッカーリバー ロード。(1993年 セロー225)
全線ダートだが、道幅は広く平らに整備されているのでバイクでの走行でも
楽なルート。ただし給油箇所は少ないのでビッグタンクかジュリ缶は必要。
彼女が辿ったルートはこれではない。
時々合流して写真を撮っていたナショナルジオグラフィックの記者が、
アボリジニの秘密の儀式を勝手に撮影してしまったために、
ワーバートンへは行けず、遠回りのルートをとることに、、
おそらくは南西へ(パースへの最短)すすまずに、西の砂漠の厳しいルートを
辿ったと思われる。
このまま、進めばキャニングストックルートに出る、
途中で立ち寄った老夫婦の家を発つ時に、老人が言っていた。
キャニングストックルート!! バイクでの走破は不可能なルート。
4WD サポートありでなければ、水食料そしてガソリンが補給できないからだ。
カーナボンには行かない。
彼女は無事に大西洋の海ににラクダと行くことができた。
ラクダは大人しい動物というイメージがある人が多いかもしれないが、
私はとても怖かった。
映画でも彼女は野生のラクダが近づいてきたら、ライフルで撃て。
とアボリジニのおじさんに言われて通り、撃ち殺した。
野生化したラクダはとても気性が荒くて、唸っていて怖い。
ラクダの足跡を見つけると、ヤバい! 急いで進もうと
バイクを走らせた。
1998年、2回目のオーストラリア内陸の旅は自転車でバーク&ウィルズの
ルートを走った。
幸いこのときは近くに野生のラクダが来ることはなかった。
しかし、野生の馬、牛には遭遇して、必死でペダルを漕いで逃げた。
怖かった。
あのラクダの声は不気味で思い出すと身震いするほどだ。
オーストラリア アウトバックに興味がある人なら観ていて
興味深いと思うが、一般的な映画鑑賞としては最後まで見るのが
辛いつまらない映画かもしれない。
★3つ、、かな。
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